鍵を落とした?焦らずこうすれば大丈夫!正しい対処と鍵交換マメ知識

鍵を落とした?焦らずこうすれば大丈夫!正しい対処と鍵交換マメ知識

「家に入ろうとしたら鍵がない!?」「どこかで落としたのかも!」そんなときにはやるべきことがいくつかあるので、落ち着いて対処していきましょう。このコラムでは、鍵を落としたときの対処と、鍵を開ける方法をご紹介します。

鍵を拾われたりスペアキーを作られていたりしているおそれもあり、防犯のために鍵を交換したほうがよい場合もあります。鍵交換の費用や注意点についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

鍵を落としたら警察へ!焦る前にやるべきこと

鍵を落としたときには家に入れなくなるだけでなく、鍵を拾った人物が家に侵入する危険も考えるととても不安になりますよね。しかし、まずは落ち着いて対処することが大切です。適切に対処すれば、被害は最小限に食い止めることができます。

【1】身の回り・立ち寄った場所を確認

【1】身の回り・立ち寄った場所を確認

鍵をなくしたときには落としたのではなく、どこかにしまい込んでしまったというのもよくあることです。まずは落ち着いて、身の回りを探してみましょう。

普段鍵をしまわないような場所にふと入れてしまうと、なかなか見つからないことがあります。「こんなところにしまうはずがない」という先入観は一度捨てて、あらゆる場所を確認してみる必要があります。以下のような場所をくまなく探してみましょう。

  • 衣服のポケット
  • バッグのポケット
  • 車のなか

また、どこかに置き忘れてしまったということも考えられます。最後に鍵を使ったときから今までに立ち寄った場所を思い出してみましょう。店舗や電車内で落としていた場合には、保管してくれている場合もありますので、店舗や鉄道会社に問いあわせてみてください。

保管されていなかった場合でも、連絡先を伝えておけば見つかったときに教えてもらえることもあります。ただし、用心のため伝えるのは電話番号までにしておきましょう。次に、どうしても鍵が見つからないという場合に必要な届け出について解説します。

【2】交番へ「遺失物届」を提出

探してみても鍵が見つからないのであれば、交番や警察署へ届けましょう。交番や警察署への落とし物の届け出には、遺失物届出書が必要です。これを提出しておくと、鍵が落とし物として交番に届けられた場合には、その旨を連絡してもらえるのです。

遺失物届出書には氏名や住所といった基本情報と、落とした物の特徴、落とし物をした日時などを記入します。もしも交番までいけないのであれば、電話で連絡することで受付をしてもらえる場合もあります。

【3】賃貸物件は大家・管理会社への連絡も!

賃貸住宅の場合、物件の大家さんや管理会社へ鍵をなくしたことを連絡しましょう。管理会社や大家さんはスペアキーをもっている場合もあるので、鍵を開けてもらえることがあります。

また、賃貸住宅の鍵は物件と同様に借りている物なので、紛失すれば伝える必要があるのです。鍵をなくした場合、防犯のために鍵を交換することになるかもしれません。その際には大家さんや管理会社の許可が必要になるため、鍵をなくした時点で伝えておきましょう。

【4】緊急の場合は鍵屋に「鍵開け」してもらおう

深夜などは大家さんや管理会社が対応していないこともあるでしょう。届け出はしたとしても、家に入れないという現状が解決しなくては困りますよね。その場合には、鍵屋を利用するのが便利です。

24時間対応している鍵屋であれば、すぐに駆けつけて鍵を開けてもらえます。ひとまず鍵屋に鍵を開けてもらってから、翌日早めに管理会社に鍵をなくしたことを伝えれば問題はありません。

業者に鍵開けを頼む費用は、業者や鍵の種類によって変わります。一般的な鍵なら2,000円~10,000円程度、防犯性の高いディンプルキーなどの場合は5,000円~16,000円程度が相場のようです。

あまり使う機会のない鍵屋は、すぐに見つけられないこともあるでしょう。そんな場合には、鍵お助け隊をご利用ください。鍵お助け隊には多くの鍵屋が加盟しており、お近くの鍵屋をご紹介することができます。24時間電話相談を受けつけており、紹介も無料ですので、鍵をなくしてお困りの際にはぜひご相談ください。

【賃貸物件】鍵の交換は勝手にしてもOK?

鍵をなくして出てこない場合、開錠してもらって家のなかに入ることができても、どこかで鍵が拾われているかもしれないと思うと不安ですよね。鍵を落としたら、防犯のために鍵を交換したほうがよいでしょう。ただし、賃貸住宅の場合は少し注意が必要です。賃貸住宅の鍵交換についてくわしくみていきましょう。

鍵の交換をしたい場合は必ず許可を取ろう

鍵の交換をしたい場合は必ず許可を取ろう

賃貸の住宅は大家さんや管理会社から借りている物なので、勝手な増改築はできないのが決まりです。鍵を交換する場合も同様に、許可を取る必要があります。管理会社によっては指定の業者に頼む必要があったり、交換した鍵のスペアキーを渡す必要があったりすることもあります。

交換費用は借主負担になるので注意!

経年劣化による故障などの場合は、大家や管理会社に交換の費用を負担してもらえることが多いですが、鍵をなくして交換する場合は基本的に自己負担になるでしょう。

鍵交換の費用は種類によって異なりますが、4,000円~18,000円程度です。ピッキング防止機能がついた防犯性の高い鍵や、カードキーなどの特殊な鍵に交換する場合は鍵自体が高額になるため、50,000円~120,000円ほどかかる場合もあります。

交換費用に保険が適用できる場合も......

鍵のトラブルを解決するために発生した費用は、保険でまかなえる場合があります。鍵のトラブルに適用される可能性のある保険は、火災保険です。火災保険は家屋や家財に対する保険なので、家に関するあらゆる被害が盛り込まれています。そのなかに鍵トラブルも含まれている場合があるのです。

鍵を落とした際に無料で鍵開けに駆けつけてくれるサービスがついていたり、鍵交換の費用に保険金がおりたりということがあります。補償内容は保険会社やプランによって変わりますので、一度契約内容を確認してみましょう。

退去時に「原状回復」が必要か確認しておこう

賃貸物件は原状回復が原則です。物件を退去するときには、入居時と同じ状態に戻す必要があります。鍵を交換した場合には、退去時にまた元の鍵に交換しなければならない場合もあるのです。鍵を交換する際には、退去時の扱いについて大家さんや管理会社に確認しておく必要があります。

鍵の交換はプロにお任せ!

鍵の交換は自分では難しいので、鍵のプロに任せましょう。賃貸住宅の鍵交換は大家さんや管理会社指定の業者がおこなう場合もあれば、自分で探さなければいけない場合もあります。

自分でいくつもの業者を比較して、よい業者を探すのは大変です。時間もかかるため、迷っていると、誰かに侵入されるかもしれない恐怖におびえながら何日も過ごすことになりかねません。

一刻も早く信頼できる業者を見つけたいのであれば、鍵お助け隊にお任せください。24時間無料の電話相談で状況をうかがい、ご希望の鍵交換に対応できる最適な業者を無料で手配します。

【鍵交換マメ知識】防犯対策4つのポイント

鍵を落としたので交換するというのであれば、より性能の高い鍵に交換したいと思うでしょう。では、性能のよい鍵とはどんなものなのでしょうか。鍵を選ぶ際のチェックポイントを解説します。

【1】耐ピッキング性能

【1】耐ピッキング性能

ピッキングは先端が針金のようになった器具を鍵穴に差し込んで鍵を開ける手口です。多くの鍵はピッキングで開けることができるといわれていますが、開けるのに時間がかかる鍵はピッキング対策に有効です。

時間がかかればそれだけ人目につく確率が上がるので、犯罪の標的になりにくくなるのです。複雑な構造のディンプルキーや鍵穴のないカードキーはピッキングがしにくいので効果的でしょう。また、ひとつの扉に鍵をふたつつける2重ロックも防犯に有効です。

【2】耐サムターン回し性能

ドアの内側にある、鍵を閉めたり開けたりするつまみをサムターンといいます。サムターン回しとは、ドアに穴を開けて棒を差し込み、サムターンを回して鍵を開ける手口です。

サムターンにボタンがついていて、ボタンを押しながらでないとサムターンが回らないタイプの鍵はサムターン回し対策に有効です。サムターンを回せないように取りつけられるカバーもあります。

【3】耐鍵穴壊し性能

鍵穴のなかには数本のピンが入っていて、違う鍵を使用するとピンが引っかかって開かない仕組みです。このピンをドリルなどで破壊することで引っかかりをなくし、鍵を開けるのが鍵穴壊しの手口です。ピンの数が多い鍵穴などに交換することで犯行にかかる時間を長くし、標的になる確率を下げることができます。

【4】理論鍵違い数

鍵についているギザギザの形がひとつひとつ違うことで、鍵穴に合わない鍵では開けられないのが鍵の基本的な仕組みです。理論鍵違い数とは、ギザギザが違う鍵がいくつあるかという数です。

つまり理論鍵違い数の多い鍵はそれだけギザギザが多く、鍵穴のなかにあるピンの数も多いということになり、ピッキングなどにも時間がかかると考えられます。

なんだか難しい......それならCPマークのついた鍵を選ぼう!

このような鍵の防犯性は、鍵のパッケージの表示を見ることで判断できます。試験においてその鍵を開けるのに要した時間が、「ピッキング 10分以上」のように表示されていますので、より時間の長い物を選ぶのがよいでしょう。

また、CPマークのついた鍵を選ぶと安心です。CPマークとは、警視庁や日本ロック工業会などによって防犯性が高いと認められた製品に表示できるマークなのです。

なんだか難しくてどんな鍵を選んだらよいのかわからないという場合には、プロに相談してみることをおすすめします。鍵の種類や鍵の開け方についてもくわしいプロであれば、防犯性の高い鍵について適切なアドバイスをしてくれるはずです。

「鍵の業者を探すのが面倒だ」、「使ったことがないから不安だ」という場合には、鍵お助け隊へお電話ください。最適な業者をすぐに無料で紹介することができます。見積りの段階でキャンセルもできますので、ぜひ気軽に相談してみてください。

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