鍵の保管方法を徹底解説!鍵の種類ごとに最善の保管方法をご紹介

鍵の保管方法を徹底解説!鍵の種類ごとに最善の保管方法をご紹介

鍵を紛失してしまうと、家に入れなくなってしまうだけでなく、拾われて悪用されてしまうことが考えられます。また、ご家族でお住まいだと、大切な家族にまで被害がおよんでしまうおそれがあるため、大変危険です。

このように、鍵を紛失すると、費用や時間がかかるだけではないため、できるだけ鍵は紛失したくないと思われるでしょう。では、わたしたちは普段どういったことに気をつけて、鍵を保管していけばよいのでしょうか。

この記事では、鍵の一般的な保管方法に加えて、鍵の種類ごとの保管方法もご紹介しています。最後までお読みいただくことで、鍵を紛失してしまうリスクを大幅に減らす手助けになれば幸いです。

鍵を紛失しやすい保管方法|しないための対策も解説

鍵をよく紛失してしまうという方は、保管方法に問題があるケースが想定されます。下記では、鍵を紛失してしまいやすい保管方法をご紹介いたしますので、自身の鍵の保管方法が該当していないか、ご参考にされてみてはいかがでしょうか。

鍵を紛失しやすい保管方法

鍵を紛失しやすい保管方法

1. 鍵をまとめて保管している
家の鍵や車の鍵、職場のロッカーの鍵など、複数の鍵をまとめて保管している方は注意が必要です。鍵が複数あると、そのうちのひとつがなくなっていても、気がつくのに遅れてしまうことがあるからです。鍵の紛失に気づくのが遅れると、探すことが困難になってしまうおそれがあります。

2. 玄関に保管している
家の鍵を玄関においておくと、家を出るときにすぐ鍵をとることができて便利です。しかし、鍵を保管するには少し危険かもしれません。鍵を玄関のおいておくと、宅配が届いたときなど、訪問者が鍵を持ち去ってしまうおそれがあるからです。鍵の紛失は、自分でなくすこと以外に、盗難されることも考えられるので注意しましょう。

3. 無造作にカバン・財布に保管している
カバンや財布の中に無造作にしまいこまれた鍵は、紛失してしまう危険性が高まります。カバンから荷物を取り出したときや、財布からカード等を取り出したときなどに、鍵が引っかかっていることに気づかずに、鍵を紛失してしまうことも考えられるのです。

鍵を紛失しないための対策は?

上記のように鍵を紛失しやすい原因としては、鍵保管にたいする意識が低くなってしまっているということが、大きな原因だと考えられます。下記をご参考にしていただくことで、鍵を紛失してしまうおそれを大幅に減らすことができるでしょう。

1.カバンの中でも保管場所を決める
鍵を閉めたあとは、鍵をカバンの中にしまっているという方も多いのではないでしょうか。ここに、もうひと工夫することで、鍵を紛失してしまうリスクを減らすことができます。

内ポケットが複数あるようなカバンを使用している場合などは、「いつも、この内ポケットに鍵をしまうようにする」といったように、保管場所を決めるとよいでしょう。

鍵を保管する場所を決めて、いつもその場所に鍵をしまうようにすることで、鍵を使うときは、その内ポケットだけを確認すればよくなるのです。さらに、「鍵を使うとき以外は、その内ポケットをあけない」といったルールも加えることで、鍵を紛失してしまうリスクはさらに減らせるでしょう。

2.キーホルダーを取りつける
鍵にキーホルダーをつけることも、鍵紛失の対策に効果的な手段になります。鍵に、大きく目立つようなキーホルダーをつけることで、カバンの中で埋もれてしまいやすい鍵を簡単に見つけられるようになるでしょう。

また、金属製のキーホルダーであれば、鍵を落としてしまった際に、ガシャンと大きな音を立ててくれます。鍵が落ちたときの音が大きければ、鍵を落としたことに気づくことができる可能性が高まるため、結果的に鍵紛失の防止につながるのです。

3.紛失防止の“タグ”を取りつける
最近では、鍵紛失の対策に便利な、「紛失防止タグ」といったGPSで鍵を探すことができるアイテムが発売されています。このアイテムを鍵に取りつけることで、キーホルダーよりも鍵紛失の対策に役立ってくれるのです。

紛失防止タグは、さまざまな商品が発売されていますが、基本的な使い方や機能は以下のようになります。

  1. 紛失防止タグとスマホをBluetoothで接続する
  2. 鍵に紛失防止タグをつける
  3. 紛失防止タグがついた鍵を落とした際、スマホと紛失防止タグの距離が一定以上離れると、スマホに通知がくる
  4. GPS機能を使って、鍵を紛失した場所を特定する
  5. 鍵を探しにいく

4.キーボックスを使用する
外出時だけではなく、家の中に保管している鍵についても紛失対策を考えている方は、キーボックスを利用されてみてはいかがでしょうか。キーボックスとは、その名のとおり、鍵を保管するための箱です。

キーボックスには、暗証番号や指紋認証などがついているものが一般的なので、鍵を保管することができるだけでなく鍵の盗難防止にもなります。

5.「信頼できる人」に合鍵を預ける
信頼できる人に合鍵を預けておけば、万が一、鍵を紛失してしまっても慌てずに済みます。ご家族やご友人の方など、信頼できる人に預けておくとよいでしょう。

ただし、合鍵を使うということは、鍵を紛失してしまっていることには変わらず、原因の根本的解決にはつながりません。そのため、あくまでも応急処置的な位置づけとして、合鍵を預かってもらっておくと安心ではないでしょうか。

鍵を紛失したら業者に依頼をしよう

上記の対策を徹底的におこなうことで、鍵の紛失を大幅に減らすことができるでしょう。とはいえ、「これさえしておけば絶対に大丈夫」というような方法は存在しません。万が一、家の鍵を紛失してしまった場合は、下記のように対処するとよいでしょう。

・身の回りの確認をする
鍵を紛失してしまったと思っても、「じつは自分でもっていた」なんてことも考えられます。カバンの奥やパンツのポケットなど、落ち着いて丁寧に探していきましょう。「ここには入っていないだろう」などの思い込みを捨てて、念入りに探すことが大切です。

・大家さんや管理会社に連絡する
身の回りを確認しても鍵が見つからなかった場合は、大家さんや管理会社に連絡して、事情を説明しましょう。入居者のトラブル対応も大家さんの業務のうちのひとつなので、家が近ければ、すぐに駆けつけてきてくれるかもしれません。

また、管理会社に連絡することも有効な手段です。管理会社がスペアキーをもっている場合、ご自宅までスペアキーを届けてくれる管理会社もあるようです。

・業者に依頼する
時間が遅く、大家さんや管理会社と連絡がつかないことも考えられるでしょう。また、管理会社がスペアキーをもっていない場合もあります。このような状況におちいってしまった場合は、鍵の業者が大きな助けになってくれるのです。

弊社は、鍵トラブルの対応を365日24時間、いつでも受けつけております。深夜や早朝のご依頼でも、経験豊富なスタッフが駆けつけます。鍵を紛失してしまってお困りのときは、弊社をご利用されることをご検討されてみてはいかがでしょうか。

鍵の保管方法|元鍵・普段使う鍵・合鍵

ここまで、鍵を紛失してしまうリスクを減らす方法をお伝えしました。ここからは、元鍵・普段使いの鍵・合鍵と、鍵の種類ごとに適した保管方法についてみていきましょう。

【元鍵】の管理方法

【元鍵】の管理方法

鍵を管理することは大切なことですが、その中でもとくに、元鍵の管理は重要になります。元鍵は「親鍵」と呼ばれることもあり、新たに、普段使いの鍵や合鍵を作製する際の元となる鍵のことをいいます。

元鍵には、「鍵番号」という番号が刻印されています。元鍵本体を鍵屋さんにもっていかなくても、「メーカー名 + 鍵番号」を鍵屋さんに伝えることで、鍵を複製できてしまうのです。

そのため、親しい間柄の人に、元鍵の刻印番号を知られてしまって、知らない間に合鍵をつくられてしまうケースが多発しているといわれています。

そこで、元鍵と普段使いの鍵をわけて、人目につかないよう、元鍵は使用せず保管しておくとよいでしょう。また、念には念を入れて、元鍵の持ち手部分には、刻印番号の目隠しとなるカバーを取りつけておくと、より安全になります。

【普段使いの鍵】の管理法

普段使いの鍵の管理方法は、先述のとおりになります。繰り返しになりますが、以下の管理方法があげられますので、ご自身にとって取り入れやすいものから対策されてみてはいかがでしょうか。

  • カバンの中でも保管場所を決める
  • キーホルダーを取りつける
  • 紛失防止の“タグ”を取りつける
  • キーボックスを使用する

【合鍵】の管理法

普段使いの鍵の紛失に備えるために、合鍵を何本もつくりたくなってしまう、という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それはあまりおすすめできない方法になります。その理由は、鍵の本数が増えれば増えるほど、鍵を管理することが大変になるからです。さらには、盗難されてしまうリスクも高まってしまいます。

複数の鍵をつくってしまうと、保管場所に困ったあげく、植木鉢や室外機の下など、真っ先に空き巣に狙われやすいような場所に、鍵を保管してしまうことも考えられるのです。

そのため、合鍵の作製は管理の行き届く本数にとどめ、信頼できる人に鍵を預けるなど、自宅の敷地外で鍵を管理するようにするとよいでしょう。

しかし、「近くに鍵を預ける相手がいない」という方も、なかにはいるでしょう。そんな方は、暗証番号のロックがついたタイプ、の郵便受けに保管することがおすすめです。

暗唱番号のロックがついていれば、安全で盗難されるリスクは少なくなります。ただし、もし盗難されてしまっても、すべて自己責任になることを頭に入れて、少しでも不安になる場所には保管しないように気をつけましょう。

鍵管理の際の注意点

鍵の種類ごとの管理方法をお伝えしましたが、鍵の種類問わず、鍵を管理する際に気をつけておきたいこともあります。

・ぞんざいに扱わない
鍵は意外とデリケートです。そのため、扱いには注意しましょう。鍵をぞんざいに扱うと、鍵の先がかけてしまって、鍵があけられなくなってしまう場合も考えられます。

また、カードタイプの鍵は、磁気不良を起こすと使えなくなっていまいます。そのため、鍵を保管する場所や紛失しないための工夫だけでなく、鍵の扱いかたにも注意を払うようにするとよいでしょう。

また、いくら気をつけていても鍵を破損させてしまうこともあるかもしれません。万が一、鍵を破損してしまい、家の中に入れなくなってしまったときは、大変ですが鍵を業者にあけてもらうしかありません。

弊社では、経験豊富な鍵のプロが複数在籍しております。現地で実際に加盟店スタッフが状況を確認してから、お見積りをいたしております。そのため、見積り後に追加の費用がかかることはありません。緊急の事態が発生してしまったときには、安心して、ぜひ弊社の利用をご検討ください。

鍵管理はなぜ必要?紛失した際の対処

鍵を紛失させてしまわないためには、鍵の防犯性能や、鍵管理の必要性を理解することも重要です。ここでは、代表的な鍵の防犯性能や鍵を管理する重要性を確認していきましょう。

鍵の防犯性能は種類で異なる

鍵の防犯性能は種類で異なる

鍵の防犯性能は、鍵の種類ごとに異なります。防犯性能があまり高くない鍵を紛失してしまうと、簡単に悪用されてしまうことが考えられます。いくつか鍵の種類ごとの防犯性能をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、補足説明として、「錠」と「鍵」は異なります。錠は、玄関の扉や金庫などに取りつけて、扉が開かないようにロックするための器具です。鍵は、錠に挿したり、かざしたりして、錠を開閉するために必要なものになります。そちらを踏まえたうえで、ご参照ください。

・ディスクシリンダー錠
ディスクシリンダー錠の鍵は、鍵山がギザギザしていることが特徴的です。今から十数年前に、多くの数が導入された錠になります。そのため、多くの方にとって、馴染みが深いのではないでしょうか。こちらの錠はピッキングに弱く、鍵は複製しやすいことから、あまり防犯性能が高いとはいえないでしょう。

・ディンプルシリンダー錠
鍵山に複数のくぼみがあることが特徴的なのが、ディンプルシリンダー錠の鍵です。こちらの鍵は、複製することがむずかしいとされています。また、錠はピッキングに強いため、防犯性能が高いといえるでしょう。また、防犯性能が高い分、ほかの鍵と比べて値が張ります。

・カード錠
ホテルなどでよく渡されるような、カードキーで開閉できる錠が、カード錠です。こちらの錠もピッキングに強く、キーは複製されにくいため、防犯性能が高いといえます。カードタイプのキーは、持ち運びやすいというメリットがある反面、紛失しやすいため、しっかりと紛失しないように管理しましょう。

鍵を管理する重要性とは?

鍵を紛失してしまって困るのは、本人だけではありません。鍵を紛失してしまうと、ご家族の方や、ほかの入居者の方など、自分の周囲の方にも不安を与えてしまいます。

・家族への影響
ご家族と同居されている方は、紛失してしまった鍵を悪意のある第三者に拾得されてしまうと、ご家族が危険にさらされてしまうおそれがあります。

とくに、家の中に女性やお子様が一人でいるときに、鍵の拾得者が侵入してくると大変危険です。ご家族の安全を守るためにも、鍵管理には細心の注意を払うように気をつけましょう。

・ほかの住人への影響
オートロックマンションの鍵を落としてしまった場合、すべてのご入居者の方に、迷惑をかけてしまうことになるでしょう。マンションのエントランスの鍵と自室の鍵が、一体となった鍵を落としてしまった場合、鍵の拾得者がいつでもマンション内に侵入できる状態になってしまいます。

つまり、すべての住人にとって、オートロックのセキュリティの意味がなくなってしまうのです。

このように、自分が鍵を紛失したことが原因で、ご家族やほかのご入居者の方が、危険にさらされてしまうおそれがあるのです。そのため、鍵の管理は自分だけでなく、周囲の方の安全を守るためにも必要になります。

もし紛失してしまったら……?

鍵を紛失してしまうと、防犯面においてとても危険なことをお伝えしました。そのため、鍵を紛失してしまった場合、ご自身や周囲の方に危険がおよばないように、早急に対処することが大切です。

・身の回りの捜索やその日立ち寄った場所に連絡する
まず落ち着いて、鍵を探しましょう。カバンの中やポケットの中を念入りに探します。それでもなければ、その日立ち寄った場所に鍵の落とし物がなかったか、連絡して聞いてみましょう。

・見つからなければ交番へ「遺失物届」を提出
身の回りの確認や、立ち寄った場所に連絡しても鍵が見つからなかった場合、最寄りの交番へ遺失物届を提出しにいきましょう。遺失物届を出しておくことで、後日、鍵が見つかったときに連絡をもらうことができます。

・業者を利用する
鍵を紛失した場所がわからない場合、鍵を見つけることは簡単なことではありません。そんなときに助けてくれるのが、鍵の業者です。

鍵を拾った人物が、鍵を悪用するおそれも考えられますので、鍵の解錠ではなく、鍵を交換されることをおすすめします。ただし、管理会社によっては、無断で鍵交換すると契約違反になる場合があるそうです。そのため、管理会社への事前確認は必ずおこなうようにしましょう。

鍵交換の費用は、防犯性が高い鍵になればなるほど、高い技術力や部品が必要となるため、その分、料金も高くなる傾向にあります。

また、時間帯や場所によっては、深夜料金や出張費が加算される場合もあります。そのため、状況をできるだけ詳しく説明して、鍵交換にかかる費用を事前に確認しておくと安心でしょう。

万が一のときは業者に相談する、と頭の片隅に入れておけば、緊急のときでも落ち着いて対処することができるのではないでしょうか。弊社では、現場でのお見積り後にキャンセルしていただくことも可能です。お困りのときはぜひ一度、ご相談ください。

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