家の鍵をなくしたらどうする?悪用リスクを減らすためにするべきこと
家の鍵をなくしたときは、どうしたらいいのか困ってしまうものでしょう。しかし、鍵をなくしたときこそ焦らずに落ち着いて対処することが重要になってきます。
そこで今回は、家の鍵をなくしてしまった場合にすぐにおこなうべきことや、なくさないための予防法などをご紹介します。万が一に備えて、知識をつけておくといいでしょう。
目次
家の鍵をなくしたら?【探す→警察→鍵屋】
家の鍵をなくしてしまったら、ひとつずつできることから始めましょう。この章では簡単にできることから順番にご紹介しているので、参考にして行動してみてください。
【1】まずは身の回りを探してみよう
鍵をなくしてしまったら、まずは改めて身の回りを探しましょう。無意識で鍵をどこかにしまっていた場合、思いがけないところから見つかることもあるからです。たとえば、以下のような場所から見つかることもあります。
カバンの中
無意識にしまうことで、普段とは違う場所に鍵が入っていることがあります。また、鍵を適当にカバンの中に放り込むことによって、手帳などのすきまにはさまって見つかりにくくなってしまうこともあります。一度カバンの中身をすべて出すと、見つかるかもしれません。
コートやズボンのポケットの中
家を出る際に鍵が見つからない場合、先日着たコートやズボンなど、洋服のポケットの中に鍵を入れっぱなしにしているかもしれません。
また、帰宅する際に見つからない場合でも、鍵をかけてそのまま洋服のポケットに入れている可能性があります。ポケットをひとつずつ確認すると、見つかるかもしれません。
車の中
車に乗って出かけたときに、そのまま車の中に忘れてしまうこともあるでしょう。また、座席の下やドアポケットなどに落ちているかもしれません。座席の下は暗くて見えにくいので、スマートフォンのライトがあれば、照らして探すといいでしょう。
【2】その日立ち寄った場所に連絡してみるのも方法のひとつ
身の回りを探しても見つからない場合は、立ち寄った場所に電話をして聞いてみましょう。もしかしたら、落とし物として届いている可能性もあるからです。ただし大きな駅などの場合、落とし物をシステムで登録して管理していることがあるため、自分が落としたものだとわかるまでに時間がかかることもあります。
【3】見つからない場合は交番へ「遺失物届け」を提出
身の回りや立ち寄った先でも見つからないのであれば、最寄りの警察署や交番、駐在所に届け出ましょう。お店や施設などではなく道ばたで落とした場合は、警察に届けられる可能性があるからです。もし直接警察署などに行くのが難しくても、電話やメールで届けられる場合もあるので自分にあった手段をとるといいでしょう。
賃貸物件の鍵をなくした場合は?
賃貸物件にお住まいの場合は、遺失物届けを出すのと同時に大家さんや管理会社に連絡して指示を仰いでください。賃貸物件ではお部屋のみならず、鍵も大家さんから借りているものという扱いとなるため、勝手に交換などをしてしまうと問題になることもあるのです。連絡した際に自分で手配するようにといわれた場合は、鍵屋さんに相談するといいでしょう。
鍵屋さんを手配するときに注意しなければならないのは、基本的には家の鍵の交換費用などは借主の負担になるということです。
ただし、入居時に加入した火災保険に鍵の紛失に対する補償がある場合はその限りではありません。自分が加入した火災保険がどのようなものかわからないのであれば、大家さんや管理会社に問い合わせてみることをおすすめします。
「とにかく早く解決したい!」そんな方は鍵屋さんへ
なくした鍵がすぐに見つからないと、ずっと不安な気持ちのまま過ごすことになるでしょう。一刻も早く問題を解決したい、不安な気持ちから解放されたいと思うのであれば鍵屋さんに相談してみましょう。費用はかかりますが、依頼すればすぐに鍵の作成や交換をしてくれるのでおすすめです。
家の鍵をなくしたら交換がおすすめ|その理由は?
外で鍵をなくした場合、見つかったらそれで一安心というわけではありません。もし一度でも鍵をなくしてしまったのならば、交換をしないと本当に安心できる状態とはいえないのです。それはいったいなぜなのでしょうか。
【理由1】空き巣などの犯罪防止
鍵の交換をしないと、空き巣などの犯罪被害にあってしまうかもしれません。もし空き巣犯が鍵を落とす瞬間を見ていた場合、落とし主を尾行することによって家を特定し、侵入する可能性があるからです。しかし、鍵を落としてもすぐに新しいものに交換をしてしまえば、侵入を防ぐことができるでしょう。
【理由2】他の人に危害が及ぶことを防ぐ
鍵の交換をしないと、自分以外の住人に危害が及ぶ可能性もあります。たとえばオートロックのあるマンションにお住まいの場合、悪意のある人がロックを解除して侵入してしまうかもしれません。そうすると、同じマンションに住む人みんなが危険にさらされることになるのです。
また、オートロックのマンションでなくても家族と一緒にお住まいの場合に、自分以外の誰かが偶然空き巣犯に遭遇してしまう可能性なども考えられます。もし空き巣犯が武器を持っていた場合、襲われてしまうこともあるのでたいへん危険です。しかし、鍵の交換をすることによってこれらの被害にあう可能性を低くすることができるでしょう。
自分や他の人の安全のためにも鍵をなくしたら交換しよう
鍵の交換の必要性をご説明しましたが、費用がどれほど必要になるのかも気になるところでしょう。交換に必要な費用は、どのような鍵にするのかによって変わってきます。
たとえば、多くのお家で使用されているギザギザとした形のシリンダーキーにするのであれば10,000~15,000円ほどが必要になります。ぼこぼこと丸いくぼみがついているディンプルキーにするのであれば、15,000~20,000円ほどとなっています。一般的に防犯性能が高い鍵にするほど、作業代と部品代は高額になる傾向があるようです。
しかし、実際は同じ鍵に変える場合でも、業者によって必要になる費用は変わってきます。自分の家の場合いくらぐらいかかるのか詳しく知りたい方は、一度業者に相談してみてはいかがでしょうか。
再び家の鍵をなくさないための予防法
一度鍵をなくしてしまったら、今後同じことを起こさないようにすることも大切です。鍵の紛失に対する予防法をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【予防1】鍵を置く場所を決める
普段から、鍵の定位置を決めておきましょう。定位置にしまうことが習慣になれば、鍵がどこかにいってしまう可能性は低くなります。家の中であれば玄関のそば、外出するときはカバンの内側のポケットの中などと癖がつくまでは意識しておこなうようにしましょう。
【予防2】鈴など音が鳴るものをつけておく
万が一鍵を落としてしまったときのために、鈴などの音の鳴るものをつけておくのも効果的です。落としたときに音がなれば、すぐに気づいて拾うことができるからです。音が聞こえるかどうか不安な方は、鍵に複数個音の鳴るものをつけておくといいでしょう。
【予防3】落としやすい場所に鍵を入れない
洋服やカバンなどのポケットなどの開きっぱなしの場所には、鍵を入れないようにしましょう。しゃがんだときなどのふとしたはずみによって、鍵を落としてしまう可能性があるからです。家を出る、帰宅するとき以外、鍵は使わないので、カバンの奥などのすぐに取り出せないような場所にしまいましょう。
住所がわかるものと一緒にしない|なくしたときのリスク軽減に
荷物を減らすためにお財布と鍵を一緒にしている方がいるかもしれませんが、それは危険なことです。もしお財布を落としたときに、その中に免許証などの住所がわかるものが入っていたら、拾った人が鍵を使って家に侵入する可能性があるのです。そのため、鍵は住所がわかるものとは一緒にしないようにすると、なくしたときのリスクを減らすことができるでしょう。
さまざまな対策をしても、鍵をなくしてしまうことはあるかもしれません。万が一鍵をなくしてしまった場合は、弊社にご相談ください。知識と経験が豊富な業者をご紹介し、安心して生活できるようお手伝いをさせていただきます。
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