防犯性の高い鍵・ディンプルキー!その特徴をご紹介します

防犯性の高い鍵・ディンプルキー!その特徴をご紹介します

みなさん、「ディンプルキー」という鍵はご存知ですか?

ディンプルキーとは、従来の鍵のように、片側や両側がギザギザとしているものではなく、カギの表面にボコボコした大きさの異なるくぼみがついているものです。

いわれてみると、見かけたことがある方は多いのではないでしょうか。近年では、このディンプルキーがより防犯性が高いという面から、多くのマンションや一軒家で採用されています。

より防犯性が高いのであれば、自宅の鍵も交換したいですよね。空き巣の被害を未然に防ぐためにディンプルキーの利点から、交換、合鍵作りまでご紹介していきます。

ディンプルキーは防犯面で◎!その理由とは?

最近よく見かけるようになった「ディンプルキー」は、シリンダー錠のひとつです。今までの鍵と違い、丸みのある形と表面にボコボコとした大小のくぼみがついているのが特徴的です。では、従来の鍵に比べて、なぜ防犯性が高いのでしょうか。

鍵が開くしくみの違いから見ていきましょう。従来の鍵は、鍵を差し込むと鍵穴の中にあるピンが鍵の刻みによって上下します。ピンの高さがそれぞれ決められた高さで揃うことで、鍵が開くしくみになっています。

一方ディンプルキーは、上だけでなく左右にもくぼみがあります。そのくぼみに合わせて、鍵穴の中のピンが動きます。つまり、上下左右すべてのピンが一定の高さに揃うと、鍵が開くしくみになっているのです。

空き巣はあらゆる道具を使って、このピンを一定に揃えて鍵を開けて侵入してきます。単純にディンプルキーの場合は、揃えなくてはいけないピンの数が増えるため、何倍もの時間がかかってしまうのです。

鍵を開けて侵入する空き巣の7割が、侵入するのに5分以上かかると侵入を諦めてしまいます。よって、このディンプルキーはピッキングに強いとされています。

ディンプルキーは耐久性にも優れています。空き巣によってはドリルなどを使って、無理やりこじ開ける手荒な手口を使うこともあります。

ディンプルキーはこのような手荒な手口にも、一定時間耐えられる耐久性を持ち合わせている「超鋼」で作られた金属板が入っています。そのため、ドリルなどによるこじ開けに時間がかかってしまい、大抵の空き巣は侵入を諦めてしまいます。

このようにディンプルキーは優れた耐久性と複雑な鍵の仕組みから、空き巣被害を未然に防ぐ防犯性が高い鍵とされています。

「CPマーク」を知っていますか?

「CPマーク」を知っていますか?

「CPマーク」とは何か知っていますか?防犯フィルムや自宅の窓ガラスやサッシ、玄関や勝手口の鍵穴、シャッターなどあらゆるところで見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

「CPマーク」とは、空き巣などの侵入者を5分以上防げる製品や部品に使用することが許されているマークです。「Crime Prevention(防犯)」の略で、CPマークとされています。

このマークは、民間団体と警察が基準を定めているため、鍵やその他の防犯グッズを選ぶときは、参考にしてみるといいでしょう。ディンプルキーには、このCPマークがついているものが多く、5分以上侵入を防ぐことができるため、空き巣対策として役立っています。

防犯面に強いディンプルキーのデメリットとは?

ディンプルキーは、非常に防犯性に優れている反面、それがゆえに不自由になる点があります。その不自由さも知った上で、ディンプルキーの取り付けを考えましょう。

メンテナンスが必要

ディンプルキーの鍵穴の内部は、とても複雑な構造になっています。普段から持ち歩く鍵や、外にさらされている鍵穴にはホコリやゴミがはいってしまうこともあるでしょう。

鍵穴やディンプルキーの鍵のくぼみに、ホコリやゴミが入り込んでしまうと、鍵が回しにくくなるおそれがあります。普段から専用の潤滑剤スプレーをしっかり吹きかけておくと、そういったトラブルも未然に防ぐことができます。

また鍵が汚れたときや、ゴミがついてしまったときはそのままにせず、その都度拭き取るなどきれいにしてあげましょう。

合鍵を作るのが難しい

防犯性が高いディンプルキーがゆえ、簡単に合鍵を作れてしまっては困ります。ディンプルキーの多くは会員制とされており、合鍵作成はメーカーにしかできないものもあります。

会員制でない鍵は専用機材のある鍵屋さんであれば、作成を受け付けてくれるところもあります。しかし、作成には高い技術が必要となってきます。また、メーカーからの複製許可書の提示を求められるところもあるので、合鍵を作るときはなかなか手間がかかります。

従来の鍵をディンプルキーに交換したい!そのとき注意すべき点

従来の鍵をディンプルキーに交換したい!そのとき注意すべき点

防犯性が高いといった魅力から、自宅の鍵をディンプルキーに交換したい方も多いでしょう。ディンプルキーに交換するときは、いくつか気をつけなければいけない点があります。

会員制のシリンダーかどうか

先ほどもご紹介しましたが、ディンプルキーは会員制のものとそうでないものがあります。会員制シリンダーの場合、鍵の複製はそのメーカーでしか受け付けていないことがほとんどです。近所の鍵屋さんでは対応してもらえませんが、簡単に鍵が作れないので、より防犯性は高くなってきます。

会員制でないものは、ベースとなる鍵があれば、気軽に近くの鍵屋さんに鍵の複製を依頼することができます。防犯性は会員制に比べて低いですが、手軽に合鍵を作ることができます。

自宅の鍵をどちらの種類の鍵がいいのか、取り替える前に「会員制かそうでないのか」を確認しておくことが大切です。

鍵をなくしてしまったら……基本は破壊して開錠する

ディンプルキーは、基本「鍵をなくす」ということは考えられていません。鍵をなくしてしまったら、プロでも鍵を開けることはとても難しいため、鍵を破壊して開けることになります。

普段から鍵をしっかり管理しておくことや、スペアキーの場所は把握しておくようにしましょう。一緒に住んでいるご家族がいれば、それぞれが鍵を持ち歩くことをおすすめします。

ディンプルキーの合鍵を作りたい!その場合はどうすべき?

ご家族で住まれている方は、合鍵が必要になってきますよね。どうしてもディンプルキーの合鍵が必要な場合、どうすべきなのでしょうか。

専門の業者に頼む

ディンプルキーの合鍵を作る場合、専用の機材がある業者に持ち込みましょう。ディンプルキーは非常に複雑な構造をしているため、合鍵作成に高い技術が必要となります。ちょっとしたくぼみの違いで、鍵が開かなかったり、回しにくかったりするものです。

「もし不具合があったら、何度でも直すから持ってきてね」といってくれるような親切な業者を見つけましょう。きっと複雑なディンプルキーの合鍵も丁寧に作ってくれるでしょう。合鍵を作るのに、大体15~30分はかかりますが、その日のうちに持ち帰れるのは、とても助かりますよね。

インターネットで注文する

インターネットで合鍵を作ることもでき、価格も比較的安く済みます。インターネットでの合鍵注文は、鍵のコピーを作るのではなく、メーカーから新しい鍵を手に入れるという方法です。

コピーではなく純正品になるので、鍵が回しにくい、上手く刺さらないといったトラブルを防ぐことができるでしょう。

インターネットで注文をおこなうときには、ディンプルキーに刻印されているキーナンバーが必要になります。キーナンバーは、鍵の持ち手部分に数字とアルファベットを混合したものが刻印されています。鍵を紛失したときのために、このキーナンバーを控えておくと便利です。

インターネット注文は、受注から受け取りまで約3~4週間かかるので、早めに注文しておくとよいでしょう。時間はかかりますが、より精度の高い鍵を求める方はこちらで注文することをおすすめします。

出張対応してくれる業者もある

わざわざ出向かず、電話1本で出張してくれる業者もあります。インターネットや鍵屋さんに持っていく手間がはぶけ、実際担当の方とお話しして、合鍵を作ることができるのは、よい業者を選ぶひとつの基準となるかもしれません。

まとめ

ディンプルキーは、非常に防犯性の高い鍵として知られています。表面に大小異なるくぼみが上下左右にあるため、ピッキングするのはとても難しく、防犯性が高いと認められているCPマーク付きのものが多く存在しています。

ディンプルキーは、防犯性が優れていますが、複雑な構造をしているぶん、こまかなメンテナンスや鍵の複製が難しいといったデメリットがあります。このようなデメリットも含め、自宅の鍵の交換を検討してみてください。

鍵をディンプルキーに交換するときは、より防犯性の高い会員制シリンダーにするのかも重要になってきます。基本的に、鍵を紛失することは想定されていないので、なくしてしまったときは鍵を破壊することになります。注意しましょう。

どうしても合鍵を作りたいときは、機材のある業者かインターネットでの注文になります。それぞれ価格や納期などに違いがあるので、自分にあった合鍵の作り方を選びましょう。

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