合鍵作成の際は事前に要チェック!作成時間や費用について
住宅の合鍵を作ろうと思っている方もいることでしょう。夫婦共働きのご家族も増え、鍵を子供に持たせるために合鍵作成をお考えの方も増えています。
しかし、合鍵を作るといってもどのぐらいの時間がかかり、費用がかかるのか疑問になりますよね。
そこで、今回は鍵の種類ごとの作成時間や費用をご紹介します。また、どこに依頼すべきなのか、作成時のポイントなど詳しくご紹介します。ご参考にしてください。
目次
あなたの鍵はどんな種類?合鍵の作成時間や費用について
まずは、合鍵作成する鍵がどんな鍵の種類であるのかを確認しましょう。その上で、作成時間と費用についてご紹介します。
【ディスクシリンダー錠】
ディスクシリンダー錠というのは、鍵の両面がギザギザしており、多くのご家庭にて使用されている鍵です。マンションや戸建住宅、オフィスの鍵として幅広く使用されているので、もっとも合鍵作成が簡単にできます。
約5分で作成でき、その費用も1,000円以下の場合が多いので、気軽に合鍵を作ることができるでしょう。
たとえ、鍵が折れてしまった状態であっても、作成できるので安心です。ただ、追加費用がかかる恐れがあるので注意が必要です。
【ピンタンブラー錠】
ピンタンブラー錠とは、片面のみギザギザしている鍵です。住宅にも使用されておりますが、ロッカーや机の引き出しの鍵などとしても多く使用されています。
作成時間は約5分と短時間ででき、こちらもディスクシリンダー錠と同じように相場としては1,000円以下で作成可能です。
もし折れてしまったとしても折れた鍵から合鍵作成することも可能で、依頼した鍵屋によって作りに差が出にくいのが特長です。
【ディンプルキー】
ディンプルキーは、丸い凹凸がある鍵で、防犯面で優れているということで最近の住宅では多く使用されています。鍵穴の構造が上記の2つの鍵よりも複雑となっており、鍵の凸凹部分に鍵穴内部のピンが一致しないと解錠できないので、なかなかピッキングされにくい鍵です。
そのため、合鍵作成には時間がかかってしまい、20分~長くて1時間かかることもあります。また、費用も約2,000円~5,000円と高くなります。
ここで紹介した合鍵作成の作成時間と費用は、相場ですので、依頼先によっては異なることがあるので注意が必要です。
合鍵作成してくれる場所とは?どこに依頼すべき…?
では、合鍵作成をしたいとき、どこに依頼したらよいのでしょうか?詳しくご紹介します。
・鍵屋に依頼する
町の中には、靴の修理と同時に鍵作成をおこなっているお店や、印鑑販売と同時に鍵作成をおこなっているお店がショッピングセンターなどに入っていることがあります。そのようなお店に、合鍵作成をしたい鍵を持って行くと作成してくれます。
特殊な鍵でない限り、当日に受け取ることができるでしょう。ショッピングのついでに作成してもらえるので便利でしょう。
また、町中にある鍵屋では、家まできてもらえるサービスをおこなっているところもあり、依頼すれば5分ほどで自宅に来てくれる業者もあります。
・ホームセンターに依頼する
ホームセンターに合鍵作成の専門店が入っていることもあります。こちらも、当日鍵の受け取りは可能です。
また、鍵の専門店が入っていなくても、サービスカウンターなどで作成をおこなっていることもあるので、一度訪ねてみるとよいでしょう。
・ネットの販売店に依頼する
最近では、ネットでも合鍵作成を依頼することが可能です。鍵に記載されている番号や鍵の写真を送信することで作成できるようです。
携帯電話などでどこからでも依頼でき、自宅や届けたい先に直接届くので便利でしょう。ただ、当日受け取りできないので、すぐに合鍵が必要な方にはおすすめできません。
車や自転車の合鍵を作成したい場合はどうする?
ここまで、自宅の玄関の鍵についてご紹介してきました。しかし、合鍵が必要なのは車や自転車でも言えることです。もし、車や自転車の合鍵作成をするときはどうすればよいのかをご紹介します。
・車やバイクの場合
車やバイクの合鍵作成は、主にはその車やバイクを購入したディーラーに依頼することをおすすめします。最近の車やバイクの鍵は、キーレスのものや、イモビライザー付きのものが多く、ホームセンターや町の鍵屋では対応できないこともあるのでディーラーの方が安心です。
また、ホームセンターや鍵屋による合鍵作成だと、簡易的な鍵となるのでメーカーのマークがついている鍵を持ちたいという方には不向きでしょう。
作成時間や費用は、鍵の種類や車種などによっても異なります。特殊な鍵の場合は合鍵作成に数万円かかることもあるので、注意が必要です。
車やバイクの合鍵作成は、紛失以外ではあまり作成しないほうがよいでしょう。
・自転車の場合
自転車の鍵の合鍵作成は、主に自転車屋などで作成可能です。ただ、あまり自転車の鍵の合鍵作成をおこなっている業者が少ないので、自転車を新しく購入するほうが早いかもしれません。
合鍵作成する上で注意すべきポイント
ここからは、合鍵作成をするときに注意すべきポイントをご紹介します。しっかりチェックしておきましょう。
・合鍵を必要以上に作らない
合鍵作成をし、家族1本ずつ持っていたら便利だわと思われる方も多いでしょう。ただ、持っている鍵が増えるということは、鍵を紛失したり、盗難にあったりするリスクも増えるということです。そのため、安易に合鍵を作ればよいというわけでもありません。必要な分のみ作成しましょう。
・合鍵は早めに用意するのがよい
車やバイク、住宅の鍵もどんどん巧妙な作りとなっています。そのため、特殊な鍵も増えてきており、当日作成できないことも…。そのため、早めに用意しておくと安心でしょう。
元鍵と合鍵はこう使う!おすすめの使用方法とは
新築住宅を建てたとき、元鍵と合鍵を数本渡されることがあります。また、車やバイク・自転車購入時も合鍵がついていることでしょう。
しかし、元鍵と合鍵では使用方法が異なります。合鍵は普段に使用し、元鍵は自宅などに保管しておきましょう。
なぜならば、合鍵を作る際にどんなに技術がある鍵屋でも元鍵とは少しズレが発生するからです。合鍵からさらに合鍵を作成すると鍵の形がどんどんズレていき、解錠に不具合が出てしまうことも。
また、元鍵には、鍵の番号などが読み取れるのでもしものときにも安心です。そのため、合鍵を作成したら、元鍵は保管し、紛失しないように注意しましょう。
まとめ
ここまで、合鍵作成についてご紹介してきました。住宅に多く使用されている3つの種類の鍵の中で、ディンプルキーは防犯性が高く巧妙な作りとなっているので一番作成時間や費用がかかることが分かりました。作成には、ホームセンターや町の鍵屋やネットなどがあるので自分の一番依頼しやすいところにて作成することをおすすめします。
また、自動車やバイクでは、キーレスやイモビライザー付きなどの場合、ディーラーが一番安心して依頼できるでしょう。ただ、巧妙な作りの鍵の場合は数万円もするので、紛失時以外に安易に合鍵作成は控えたほうがよいでしょう。
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