ディンプルキーの合鍵はどこで作製可能?鍵の魅力・つくる際の注意点

ディンプルキーは、従来の鍵に比べ複雑な仕組みになっていることから高いセキュリティー効果をもつため、新築や賃貸などの玄関に多く利用されています。しかし、複雑な構造なだけに合鍵の作製は高い技術が必要となり、難しいとされています。

今回は、そんなディンプルキーの合鍵を作製するうえでの注意点についてみていきましょう。また、合鍵作製を依頼できる場所についてもそれぞれ解説していきます。

ディンプルキーの合鍵作製「4つ」の注意点

ディンプルキーは、一般的な鍵に比べて複雑な処理が施されていることにより、高い防犯性能をもっています。それだけに、作るためには高度なスキルを必要とするためディンプルキーの合鍵作製は難しいうえ、費用も高いとされています。

ディンプルキーの合鍵を作製する場合の4つの注意点についてみていきましょう。

ディンプルキーってどんな鍵?

ディンプルキーってどんな鍵?

一般的な鍵は、形状がノコギリのようにギザギザしているのに対し、ディンプルキーは丸みがあり表面に複数の穴が施されているのが特徴です。従来の鍵よりも構造が複雑になっており複製やピッキングが難しいため、非常に高い防犯性能をもっています。

近年では、新築住宅やマンション、アパートなどの玄関の鍵に、このディンプルキーが使用される割合が増えています。また、ディンプルキーの場合は鍵の向きが上下リバーシブルとなっているものが多く、従来の鍵よりも利便性も優れているのです。

注意1.作れる鍵屋が少ない

従来の鍵よりも、くぼみの処理など複雑な構造となっているディンプルキーは、作製するために高度な技術力を必要とします。そのため、鍵屋によってはディンプルキーの合鍵作製をおこなっていない場合があり、注意しなくてはいけません。

また、地域の鍵屋に合鍵作製を依頼したとしても、専用の機械をもっていない場合は対応ができない可能性があります。確実にディンプルキーの合鍵を作製したい場合には、あらかじめ鍵屋に取り扱いをおこなっているか確認しておくとよいでしょう。

注意2.合鍵の複製は難しい

ディンプルキーの場合、複数のくぼみによって複雑な作りをしているため、合鍵から複製をおこなうとわずかなズレなどが発生することがあります。

そうなってしまうと、元の鍵よりもくぼみの配置などが変わってくるため、複製した鍵を正しく使えなくなってしまうのです。ディンプルキーの合鍵はとくに精密に作る必要があるため、合鍵からの複製は断られる場合があります。

注意3.作製費用が高い

複雑な構造で高い技術を要するディンプルキーは、従来の鍵よりも作製費用が5倍ほど高いとされています。また、一般的な鍵が10分程度で作製できるのに対して、ディンプルキーは難易度が高いため、作製には最低でも約1時間、場合によっては数週間かかることがあるのです。

そのため、ディンプルキーの作製費用は高額な傾向にあるようです。

注意4.取り寄せが必要な場合も

ディンプルキーは、場合によってはメーカーが防犯性を高めるために合鍵の作製ができない構造に作られていることがあります。このような場合は、勝手に合鍵を作製することが難しいため、メーカーからの取り寄せが必要です。

このようにディンプルキーは、従来の鍵に比べて合鍵作製が難しくなっています。また、いざ鍵屋に依頼しようとしたものの取り扱っていない、ということがないためにも、合鍵作製をおこなう業者に1度相談してみましょう。

ディンプルキーの合鍵を作製する場所

ディンプルキーの合鍵は、鍵屋のほかにホームセンターやネットなどでも作製を依頼することが可能です。また、作製を依頼する場所ごとに特徴が異なるため、個別にみていきましょう。

1.鍵屋で依頼

1.鍵屋で依頼

鍵の作製をメインに扱う鍵屋であれば多くの場合、当日に合鍵を作製してもらうことが可能です。また、鍵屋によっては出張での作製に対応しているほか、専門分野であるため信頼が持てます。

2.ホームセンターで依頼

工具や日用品などを取り扱うホームセンターでも、店舗によっては合鍵作製をおこなっている場合があります。また、従来の一般的な鍵であればスピーディーに作製してもらうことができますが、店によってはディンプルキーなど技術を要する種類に関しては、取り扱っていない場合もあるため確認が必要です。

3.ネットで依頼

近年では、鍵屋やホームセンター以外にも、ネットで合鍵作製を依頼することもできるようで、直接お店に足を運ぶ手間がなくなります。また、ネット上でメーカーの純正キーを取り寄せることもできます。ネットで気軽に注文するだけで後日郵送されるため、お近くに鍵屋がない場合などにもおすすめです。

合鍵作製にかかる費用相場

ディンプルキーの合鍵作製を依頼する場合の費用相場は一般的に、3,000円~5,000円前後とされています。また、鍵屋やホームセンター、ネットなど依頼する場所によって多少料金にばらつきはありますが、一般的なギザギザな鍵よりも高額な傾向にあります。

しかし、鍵屋やホームセンターによっては高い技術が必要なディンプルキーの作製を取り扱っていない場合があります。そのため、ディンプルキーの合鍵作製をお考えの場合は、1度業者に問い合わせたうえで依頼するようにしましょう。

合鍵を作製するにあたって気をつけること

ディンプルキーの合鍵を作製するなら、純正キーから作ることが重要となります。また、賃貸住宅によっては勝手に合鍵を作製するとトラブルに発展してしまう可能性があります。このようなことを避けるためにも、合鍵を作製するにあたって気をつけるべきポイントについてみていきましょう。

1.純正キーから作製する

1.純正キーから作製する

鍵に施されたくぼみの配置や深さが複雑なことにより、高い防犯性をもつディンプルキーは、穴のくぼみのパターンが数千億以上存在します。そして、配置パターンを精密に組み合わせることでセキュリティー性を高めているため、少しでもくぼみに誤差があると、作製した鍵を正しく使えない場合があります。

ディンプルキーは防犯性に優れているからこそ複製が難しいのです。合鍵を作る場合は、必ず純正キーから作製するようにしましょう。

2.賃貸では一度確認をとる

マンションやアパートなどの賃貸では、家や部屋と共にそこの鍵自体も借りているという形式になります。そのため、大家さんや管理者の許可をとらずに合鍵を作製することは、契約違反となってしまう場合があります。

したがって、賃貸の合鍵を作製する場合は、必ず大家さんや管理者に確認をとり許可を得たうえで作るようにしてください。原則として合鍵を作製した場合は、退去時に返却する必要があります。

また、鍵を紛失してしまって鍵穴まで交換することになると、従来の鍵と比べて費用も高くついてしまいます。鍵はなくさないように気をつけましょう。

3.防犯性を過信しすぎない

従来までの一般的なギザギザとした鍵に比べて、ピッキングや複製が難しいためディンプルキーは防犯性が高いとされています。しかし、一概にディンプルキーといっても性能はさまざまです。

安価なものの場合は防犯性能が低いこともあり、近年ではディンプルキー用のピッキングツールが存在するため、犯罪に巻き込まれてしまうおそれがあります。

住宅の防犯強化のためにも、構造が複雑なディンプルキーを使用することも大切です。さらに、その性能に過信せず、防犯カメラやオートロックなど、そのほかの防犯設備と兼ね備えると安心です。

また、ディンプルキーの合鍵を作製する場合は、防犯のためにも必要以上に複製しないようにしましょう。万が一、合鍵を紛失してしまうと悪用される危険もあるため管理には注意が必要です。

ディンプルキーの合鍵作製をお考えの場合は、前もってお店に取り扱いをおこなっているか確認しておくようにしましょう。そして、賃貸にお住まいの方は、きちんと許可を得たうえで業者に合鍵作製を依頼するようにしてください。

弊社にご相談いただければ、ディンプルキーの合鍵作製をおこなう業者をご紹介いたします。

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