鍵金庫で大切な財産を守る!種類と開けられなくなったときの対応策

鍵金庫で大切な財産を守る!種類と開けられなくなったときの対応策

鍵金庫には、強固なセキュリティで大切なものを守る役割があります。火災や泥棒といった、いつ来るかわからない、いつ来てもおかしくないトラブルの際に、金庫のなかにしまってある大切なものを守ってくれるのです。

このコラムでは、鍵金庫の種類と、万が一開けられなくなったときの対策についてご紹介します。これから鍵金庫を購入しようとお考えの方はもちろん、すでに鍵金庫を持っているという方にとっても有意義な情報について、詳しく見ていきましょう。

鍵金庫にはどのような種類がある?ポイント別に解説

まずは鍵金庫の種類について見ていきましょう。鍵金庫の種類は、重さや性能、ついている鍵の種類などによって分類されます。おすすめの鍵のタイプについて解説しますので、鍵金庫の使い方の参考にしてみてください。

重さと性能

重さと性能

鍵金庫の代表的な種類は、以下の3種類です。

■手提げ型
工具箱のような頑丈な箱に、鍵穴やダイヤルがついているのが特徴です。上面には取っ手がついており、手提げのように持って移動できます。フリーマーケットなど催事の際や、現金の持ち運びなど、手軽な用途に便利です。

だれでも金庫の場所を簡単に移動させることができてしまうため、貴重品を長期間にわたって管理するのには不向きな一面もあります。

■防盗金庫
盗難防止を目的として作られた金庫です。重量のあるものが多いのが特徴で、なかには数百キログラムも重さがあるものもあります。ある一定の防盗基準を満たしている金庫を防盗金庫と呼びます。

耐火性にもすぐれている防盗金庫も多数あります。ハンマーやドリル、ガスバーナーなどで傷をつけられたり、熱を与えられたりしても、一定の強度を保つことができます。

■耐火(防火)金庫
耐火金庫は、火事になったときでも金庫のなかのものが燃えないよう、金庫内部が一定の温度になるように工夫がされた金庫です。水分が含ませられた気泡コンクリートを材料に作られています。重さはサイズによりますが、100キログラム以上のものが多く、防盗金庫と同じくらいとなっています。

一般的には、防盗金庫のほうが、耐火金庫よりも値段が高いです。犯罪から金庫の中身を守るため、最新のセキュリティシステムを備えているものも多いからです。

解錠するために何を用いるか

金庫の種類は、金庫の外見や特徴だけで決定されるものではありません。金庫についている鍵のタイプによっても細かく種類がわかれています。

■錠前
多くの家の鍵と同じように、鍵穴に鍵を差し込んで開けるタイプです。

■テンキー
0から9までのボタンが並んでいるタイプです。自分で設定した暗証番号を正しく押さないと解錠できません。

■ICカード
専用のICカードをタッチすることでロックを解除できます。

■生体認証
生体認証とは、人の身体的特徴のなかで変化しにくいものを、個人の識別に用いる技術です。指紋や静脈を読みとり、登録された情報と一致した場合はロックが解除されます。

解錠方法の組み合わせかた

現在は、2種類以上の鍵がついている金庫があります。この解錠方法が組み合わされたタイプのことを「マルチロック式」と呼びます。

マルチロック式の組み合わせの具体例にどのようなものがあるのか、次に一例をみてみましょう。

  • 鍵穴×テンキー
  • テンキー×生体認証
  • 鍵穴×生体認証
  • ICカード×生体認証

このように、従来からよくみられた解錠方法を組み合わせてあるものもあれば、最新の生体認証システムと従来の方法を同時に使っているものもあります。

重要な財産の保管には「二要素認証」がおすすめ

大切な財産を保管するための金庫には、「二要素認証」のシステムが搭載されたものが安心です。二要素認証とは認証の3要素のうち、2つの要素が含まれているもののことを指します。認証の3要素とは、次のとおりです。

  • 知識認証:パスワードなど、当人しか知り得ない知識
  • 生体認証:指紋や静脈など、当人しか持ちえない身体的特徴
  • 所有物認証:鍵、カードなど、当人しか持ちえない道具

これらのうちどれかに種類を組み合わせた認証が「二要素認証」です。さきほどの「鍵穴×生体認証」は、所有物認証と生体認証の組み合わせの一例です。

とくに知識認証の場合は、当人がだれかに教えない限り、他人の手に知識がわたる危険がなく、安全度が高いと言えます。しかし、そのぶん、その知識を忘れてしまって解除できなくなっることもあります。もしも自分では解錠できない事態に陥った場合は、業者に依頼するようにしましょう。

鍵金庫が開かなくなったときの対応策

次に、鍵金庫が開かなくなったときは、どのように対応したらよいのか説明します。金庫は大切なものをしまう場所なので、鍵のセキュリティもとても強固です。一度鍵をあけられなくなると、どうしようもできない場合も多いので、緊急事態におこなえる対応をあらかじめ知っておくと安心です。

鍵の開け方を再確認する

鍵の開け方を再確認する

鍵が開かなくなったときは、まず鍵の開け方の手順を再確認しましょう。マルチロック式の金庫の場合は、暗証番号を入力してから鍵穴に鍵を挿してあけるなど、解錠操作の順序が決まっている場合があります。

金庫を毎日開け閉めしないという人も多いでしょうから、正しい鍵の開け方を忘れていないか、あらためて確認してみるとよいでしょう。

番号や鍵の場所の手がかりがないか確認する

番号を忘れた、鍵の場所がわからないなどの理由で金庫が開けられないときは、それぞれの手がかりがないか考えてみましょう。

どこかにメモを残していた覚えがあるなら、探してみましょう。また、鍵がない場合は、自分がいつも貴重品を保管している場所の確認も忘れずにおこなってみましょう。

メーカーに問い合わせる

手順も間違いないのにどうしても鍵が開かなかったり、解錠の手がかりとなるものがまったく見つからなかったりする場合は、メーカーに問い合わせてみましょう。事情を説明すれば、合鍵が取り寄せられる場合もあります。

取り寄せとなった場合も、合鍵が現場にすぐには到着しないこともあるので、緊急性を要するときは別の手を使ったほうがよいといえます。

鍵開けを依頼する

何も打つ手がない場合は、プロの鍵業者に鍵開けを依頼してみましょう。プロの鍵業者は鍵についての豊かな知識を使って、さまざまな鍵を開けることができます。鍵穴のついた金庫はもちろんのこと、ダイヤル式やテンキー式など、さまざまな鍵をあける技を持っています。

「家の金庫を開けたいけど開けられない」「金庫の開け方が分からなくなってしまった」とお悩みの方は、ぜひ一度鍵お助け隊にご相談ください。

鍵お助け隊では、鍵のお悩みをお抱えのお客様のもとへ、加盟店スタッフを派遣し、スピーディにトラブルを解決いたします。メーカーからの合鍵を待つ暇もない、お急ぎのお客様も、いつでもお気軽にお電話ください。

安心して鍵金庫を使うために

ここからは、安心して鍵金庫を使うために必要な知識について説明します。鍵金庫は製造後永遠に同じ耐久性を維持できるわけではないため、鍵金庫の性能が持続する期間を知っておくと安心です。鍵金庫の置き場選びの注意など、大切な基礎知識についてみてみましょう。

耐火性能の有効期限は20年

耐火性能の有効期限は20年

耐火金庫の耐火性能が継続するのは、製造後20年ほどです。これは、耐火金庫に使われている気泡コンクリートの性質に理由があります。

耐火金庫の材料である気泡コンクリートには水分が含まれていて、これによって金庫の内部が炎に強い造りとなっています。コンクリートに含まれた水分は時間とともに徐々に減ってしまうため、時間を経るごとに耐火性能が少しずつ低くなっていくのです。

金庫を置く環境には注意が必要

金庫を置く場合は、置き場所に注意しましょう。手提げ型金庫でもない限り、どんな金庫でも多少は重量があるものです。とくに大きな金庫を購入したときは、一度床に設置すると、再度移動させるのにも体力を使います。

金庫の置き場所については改めて目星をつけておくのがよいでしょう。置き場を決める際に着目するべきなのは、次の項目です。

  • 適度に目立たず、持ち主が頻繁に確認しやすい場所に置く
  • 金庫+金庫の中身の重量に耐えられる場所(床)に置く
  • 防犯のため、玄関、窓から遠くに置く
  • 金庫の扉がちゃんと開くよう、左右を壁に密着させるような配置にしない
  • サビや発生の防止のため、あまりにも気温・湿度が高い場所には置かない

金庫は目立たない場所に置くのがよいといわれますが、あまりにも目立たなすぎる場所に置いてしまうと、いざ犯罪の被害に遭っているときにも気づきにくくなることがあるので、持ち主が適度な頻度で確認しやすい場所に置くのがベストです。

また、空き巣などによる持ち去りを防ぐためには、金庫を床に固定するのが効果的です。この際はとくに、金庫の設置に適した場所かどうか、きちんと確認したうえで設置する必要があります。

以上のことをあらかじめよく考えてから金庫を設置すると、置き場の失敗を避けることができるでしょう。

いざというときに頼れる業者を見つけておく

金庫は、財産などとくに大切なものをしまうものです。いざというときにすぐに扉を開けられる状態にしておかなければ、とても困ってしまいます。

急いでいるときに解錠の仕方がわからなくなってしまった場合であっても、無理やり解錠するのはほとんど不可能です。金庫の強みである強固な防犯性が、裏目に出ることがあるのです。

そんな金庫の鍵の一大事に、頼れる業者を前もって見つけておくと安心です。鍵お助け隊は、金庫の解錠に関するご相談を、早朝・深夜問わず24時間365日いつでもうけたまわっています。

どんな金庫の鍵の解錠もご依頼いただけますので、緊急事態の命綱としてお見知りおきください。

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