シリンダー錠の合鍵作製の価格相場は?依頼時の注意点も要チェック!

シリンダー錠の合鍵作製の価格相場は?依頼時の注意点も要チェック!

住宅玄関や建物の入り口に採用されることの多いシリンダー錠ですが、「合鍵を作製したい」と思ったことがある方も少なくないでしょう。シリンダー錠合鍵を作製する場合、気になるのがその値段や納期です。

シリンダー錠にはさまざまな種類のものがあるため、料金や納期にはバラつきがあります。そこで今回は、鍵の種類別に、合鍵作製費用の相場や納期目安をご説明しましょう。

さらに今回は合鍵作製だけでなく、シリンダー錠に起こり得る鍵トラブルの対処法についても簡単にご紹介します。日常的にシリンダー錠を使用しているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

シリンダー錠の合鍵作製にかかる【費用・納期・依頼先】

シリンダー錠合鍵の作製費用や納期は、鍵の種類によって異なります。防犯性の高い複雑な鍵であればあるほど、その費用は高くなり、納期は遅くなる傾向があるのです。

また依頼先に関しても、鍵の種類によっては対応できない業者もあるため、鍵の種類に応じて使いわける必要があります。

そこでここからは、シリンダー錠に使われる鍵のうち代表的なものについて、合鍵作製費用や納期の目安、依頼先をご紹介しましょう。費用や納期、依頼先が異なる理由についても解説していますので、参考にしてみてください。

ディスクシリンダーキーの合鍵作製

ディスクシリンダーキーの合鍵作製

【費用相場】300円から800円程度

【納期相場】5分程度

【依頼先】鍵屋、一部ホームセンター

シリンダーに差し込む鍵先部分が、ギザギザの形になっているのが“ディスクシリンダーキー”の特徴です。昔から多くの住宅・建物で採用されてきたごく一般的なシリンダー錠ですが、構造が比較的簡単であり、ピッキングに弱いといった面もあります。

他方、構造が簡易であるため、合鍵作製費用は比較的安価で済むことが多いでしょう。また納期も短く、街のなかにあるような鍵屋であればものの数分で完成します。

鍵屋であれば基本的にはどこであっても合鍵作製に対応してもらえるほか、一部のホームセンターでも作製をお願いすることができるでしょう。

ピンタンブラーキーの合鍵作製

【費用相場】300円から1,000円程度

【納期相場】5分から10分程度

【依頼先】鍵屋、一部ホームセンター

鍵先の片側だけがギザギザの形になっている鍵のことを、“ピンタンブラーキー”といいます。最近では住居用としてだけではなく、ロッカーや金庫などの鍵として使われていることも多いでしょう。

構造の複雑さはディスクシリンダーキーと大差なく、防犯性はさほど高くありません。そのため、合鍵作製にかかる費用も安価で済む場合が大半です。鍵屋に行って作製を依頼すれば、長くても10分程度で完成します。

ディスクシリンダーキーと同様に、鍵屋や一部のホームセンターであれば、よほど特殊な形状の鍵でない限りは引き受けてくれるはずです。

ディンプルキーの合鍵作製

【費用相場】2,000円から5,000円程度

【納期相場】60分から数週間程度

【依頼先】大手鍵屋、鍵メーカー

鍵先部分にボコボコとした“くぼみ”がランダムに空いてるのが、“ディンプルキー”と呼ばれる鍵の特徴です。ディスクシリンダーキーやピンタンブラーキーよりはピッキングに強く、比較的防犯性が高い鍵としても知られています。

しかしその分、複製にも技術が必要となるため、合鍵作製費用は高めになることが多いでしょう。納品も、専用の機材を使って複製をおこなうことから、数日から数週間程度かかるのが一般的です。ただし、業者によってはその場で作製してくれる場合もあります。

なお、特殊な機械を使って合鍵作製をおこなうため、街にある小規模な鍵屋やホームセンターでは受注してくれないこともあるでしょう。ディンプルキーの合鍵を作製したい場合は、専用の機材がそろっている大手の鍵屋、もしくは鍵メーカーに依頼することになります。

シリンダー錠の合鍵作製を依頼するときの注意点

さてここまでで、シリンダー錠にはさまざまな種類のものがあり、それによって費用や納期、依頼先にも違いが出るということをご説明しました。しかしシリンダー錠合鍵を作製するにあたっては、「鍵の種類によって料金や納期などに違いがある」という点以外にも、注意点があります。

ここでは、シリンダー錠合鍵を作製する際に気をつけるべきことついて、ご紹介していきましょう。

身分証を提示しなければならないことがある

身分証を提示しなければならないことがある

鍵はそもそも、住宅や建物に第三者が侵入してこないようにするための防犯設備です。誰でも好き勝手に合鍵を作れてしまうとなれば、防犯の意味がなくなってしまいます。

こうしたことから、合鍵作製を依頼する場合は不正な依頼ではないということを証明するため、身分証の提示を求められることが多いでしょう。「身分証がなくて、合鍵が作れなかった……」といった事態を防ぐためにも、鍵屋に行く際は運転免許証など身分を証明できるものを持参するようにしてください。

なおディンプルキーの場合、一番はじめに鍵を作製したときに“セキュリティカード”と呼ばれるカードが発行されることがあります。この場合、身分証だけでなくこのセキュリティカードも一緒に提示をしないと合鍵作製を受け付けてもらうことができないため、注意が必要です。忘れずに持っていくようにしましょう。

鍵の種類によっては作製できない場合もある

広く普及されている種類の鍵であれば、基本的に合鍵作製は可能です。一方で、珍しい種類の鍵や特殊な加工がなされた鍵などは、合鍵を作製できない場合もあります。

また鍵メーカーが特許を取得している鍵の場合は、その鍵メーカーしか複製の権限がないため、鍵屋やホームセンターなどで合鍵を作ってもらうことはできません。鍵を取り付ける際は、「今後、合鍵を作る予定があるかどうか」まで考えてから鍵の種類を選んだほうがよいでしょう。

賃貸物件などは管理会社やオーナーの許可が必要!

賃貸物件などの場合は通常、住民による合鍵の作製が禁止されています。もし住民が無断で合鍵を作製していた場合、退去後も部屋に侵入できてしまう危険性があるからです。

賃貸物件において、どうしても合鍵を作製する必要がある場合は、必ず管理会社やオーナーから許可を得てからおこなうようにしましょう。

キーナンバーや形状がわかる必要がある

鍵屋は合鍵を作製するとき、鍵の形状や、鍵に彫られた“キーナンバー”を確認して作業をおこないます。破損しているなどの理由で、正しい鍵の形状やキーナンバーがわからなくなっている場合、合鍵が作製できないこともあるので注意してください。

また通常、合鍵を基に合鍵を作ることはできません。合鍵とオリジナルの鍵(マスターキー)とでは、ごくわずかに形状の違いがあるためです。したがって合鍵を作ってもらう際は、必ずマスターキーを見本として提出するようにしましょう。

合鍵を作りすぎると、悪用の危険性も……

鍵は、1本でも紛失すれば大変なことになります。第三者に拾われてしまうと、不法侵入や空き巣などの被害に遭ってしまう危険性があるからです。

「念のため、離れて暮らす家族の分も作っておこう」「恋人にも合鍵をあげよう」と思うこともあるかもしれません。そういった場合も、本当に合鍵を作るべきなのかどうか、一度よく考えてみたほうがよいでしょう。

鍵は多ければ多いほど、紛失や悪用のリスクが高まります。合鍵の本数はできるだけ最小限にし、鍵トラブルが起こらないようにしておくことが大切です。

鍵トラブルは突然起こる…プロへの早急な相談が◎

故障や不具合、紛失、ピッキング被害など、鍵にはさまざまなトラブルがつきものです。とくに、シリンダー錠合鍵を作製した場合は、鍵の本数が増えるため、こうした鍵トラブルも今まで以上に起こりやすくなります。

もし鍵トラブルが起きてしまった場合は、早急にプロの鍵業者に相談するのが一番です。しかし、できればトラブルに発展する前に未然に防ぎたいものですよね。

そこでここからは、鍵トラブルを未然に防ぐための対処法や、鍵トラブルが起きてしまった際の対処法について、簡単にご紹介しましょう。

鍵トラブルを未然に防ぐための対処法

鍵トラブルを未然に防ぐための対処法

鍵紛失やピッキング被害などの鍵トラブルが心配な場合は、防犯性を向上させるための対策をおこなうのがおすすめです。防犯能力の高い最新型の鍵に交換することを検討してみましょう。最新型の鍵には、たとえば以下のようなものがあります。

・指紋認証キー
“指紋認証キー”とは、居住者の指紋をかざすことによってロックを開閉する鍵のことです。鍵を作る必要がないため、鍵紛失のリスクがありません。

・テンキーロック
暗証番号を入力することによって開閉をおこなう鍵をテンキーロックといいます。指紋認証キーと同様に、鍵を持ち歩く必要がないため盗難や紛失の危険性がありません。最近では、数字の表示位置が毎回ランダムに変更され、手の動きだけでは暗証番号が推測できないようになっているものも発売されています。

・スマートロック
スマートフォンを使って鍵の開閉をおこなうことができるのが、“スマートロック”です。スマートフォンさえあれば鍵を開閉できるほか、仮にスマートフォンをなくしてしまっても、IDとパスワードさえわかれば、ほかの端末から利用することもできます。

鍵トラブルが起きてしまったときの対処法

もし鍵トラブルに遭遇してしまったら、鍵交換で解決するのがおすすめです。鍵を丸ごと交換してしまえば、紛失してしまった鍵を使用することはできなくなるため、拾った人間による悪用を防ぐことができます。

鍵を紛失してしまった場合や、そうでなくても「もっと鍵の防犯性を高めたい」という場合は、一度プロの鍵屋に相談してみましょう。プロの鍵業者にお願いすれば、防犯性の高い最新鍵の提案から交換作業まで、すべてスムーズにおこなってもらうことができます。

「どこの鍵業者に依頼すればよいのかわからない……」というときは、ぜひ弊社までお電話ください。弊社にご相談いただければ、全国各地に抱える加盟店の中から、お客様にぴったりの鍵業者をお探しし、ご紹介することが可能です。

弊社のコールセンターは24時間・年中無休でお客様からのご相談を承っておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください。

まとめ

さて今回は、シリンダー錠合鍵の作製や、鍵トラブルの対処法などについてご紹介しました。合鍵の作製は、利便性が向上する一方で、悪用リスクも高めることになります。シリンダー錠合鍵を作製する際は、リスクとのバランスを見て「本当に作るべきかどうか」をよく考えるようにしましょう。

万が一、鍵を管理しきれなくなったことによって鍵紛失などが起きてしまった場合は、ぜひ早急にプロの業者に相談するようにしてください。鍵交換をおこなうことによって、すぐに鍵トラブルを解決してもらうことができるはずです。

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