鍵の解錠を業者に依頼した場合の費用を解説|紛失した場合は交換も!
鍵が手元にあるにも関わらず開かなくなってしまった場合は、業者に鍵の解錠を依頼することをおすすめします。一時的な鍵のトラブルは、修理をおこなえば再び使えるようになるからです。
しかし、鍵を紛失してしまった場合は、解錠後の安全面に不安が残ります。早めに鍵を交換して安全な生活を送りましょう。
本コラムでは、鍵の解錠や交換を業者に依頼する際のポイントや費用、鍵が開かなくなる原因と対処法ご紹介します。記事を参考にしてトラブルの早急に解決しましょう。
目次
鍵が開けられないときは業者に依頼しよう
鍵が開かないときは鍵が動かない・鍵穴に差さらない・紛失したなどさまざまな原因が考えられます。しかし、安全に鍵を開けたい場合は、どのケースであっても業者に解錠依頼をしたほうがよいでしょう。
なぜなら、「少しなら自分でなんとかできるかもしれない」と無理に鍵を動かすことは、かえって状態を悪化させてしまうおそれがあるからです。鍵を壊すことなく開けたい場合は、プロに依頼して適切に鍵の解錠をしてもらいましょう。
「解錠」と「開錠」の違い
鍵を開ける「かいじょう」には「解錠」と「開錠」の2種類の手段があり、それぞれ意味が異なります。
まず、「解錠」は鍵を壊すことなく開けることを意味します。一時的なトラブルで鍵を開ける場合は、こちらが適切でしょう。鍵を傷つけることがないよう丁寧な作業が必要になるので、鍵の構造によっては解錠に時間がかかることがあります。しかし、一度鍵が開けばまたすぐに使えるようになるので、解錠後の生活に支障はありません。
そして、「開錠」は手段を問わずとにかく鍵を開けることを意味します。つまり、鍵開けの手段として鍵を壊すことも含まれるということです。手段を選ばなくてよいぶん早く鍵を開けることができるかもしれませんが、鍵を壊したら当然その後は使えません。玄関の鍵など毎日使うものは壊してしまったら困ることになるでしょう。
基本的には「解錠」、緊急時などとにかく早く鍵を開けなくてはならないときは「開錠」を依頼することを覚えておくと、「鍵を壊すつもりじゃなかった……」「急いでいるのに鍵を開けるのに時間がかかっている……」といったことを避けられるかもしれません。
どちらの手段でも、鍵を開ける際にはプロの知識や技術が必要です。弊社のサービスを利用して、迅速に業者を探しましょう。弊社では、すぐに駆けつけられる業者のご紹介をおこなっています。電話一本でどなたでもご利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
鍵の業者を業者に依頼する際のポイント|業者選びのポイントと費用
鍵の解錠を業者に依頼する際に気になるのは、どのような業者を選べばよいのかと解錠にかかる費用ではないでしょうか。必要な費用は業者によって異なりますが、一般的な費用相場を知っておくことは大切です。
解錠費用の相場と業者選びのポイントを知って、焦らず信頼できる業者に解錠依頼ができるようにしておきましょう。
鍵の解錠費用相場
鍵の解錠費用は、鍵の種類やどんな鍵を開けるかによって異なります。玄関の鍵、車の鍵などそれぞれの費用相場をご紹介します。
- 玄関の鍵……約2,000~10,000円
- 車の鍵……約5,000~20,000円
- 金庫の鍵……約2,000~15,000円(業務用は50,000円以上する場合もあります)
- ロッカーの鍵……約5,000~8,000円
上記のうち、金額が低いものは鍵の構造が比較的単純な場合の金額です。しかし、ディンプルキーなど複雑な構造の鍵は解錠に手間や時間がかかるため、費用が高くなります。自分が開けたい鍵がどの程度のものなのかわからないという方は、業者に見積りを出してもらうとよいでしょう。
相見積りでお得に解錠
一般的な費用相場がわかったところで注目しておきたいのが、業者選びのポイントである見積りです。見積りには解錠にかかる費用の内訳が記載されています。しかし、前述したように解錠費用には幅があるので、一部の見積りを見ただけでは費用が妥当かどうかわかりません。
そのため、少しでもお得に鍵の解錠をおこなうために相見積りをとることがおすすめなのです。緊急時ですぐに鍵を開けなければならない場合は、迅速な対応が重要ですが多少時間に余裕がある場合は、複数の業者から見積りをとって費用の比較をおこないましょう。
鍵が開かなくなる原因と対処法
ご紹介した方法で鍵の解錠ができたとしても、安心してはいけません。鍵が開かなくなった原因がわからなければ、再び鍵が開かなくなってしまう可能性があります。同じトラブルが起こらないように、鍵が開かなくなる原因と対処法を覚えてできる対策をしておきましょう。
・鍵の紛失
鍵を紛失してしまうのは、鍵を管理する場所を決めなかったり、あわててカバンに放り込んだりすることがおもな原因でしょう。カバンの底にあると見つかりにくく、紛失してしまったと思うことがあるかもしれません。
対処法は、自宅では鍵の保管場所を決めて管理をおこないましょう。持ち運ぶ際は、カバンの決まった場所にしまうことやキーホルダーや目印になるものを鍵につけておくことをおすすめします。
ほかにも、スマートフォンアプリと連携して使う紛失防止タグを鍵につけておくと紛失しにくくなるかもしれません。
・鍵が破損した
固いものにぶつけたり力まかせに鍵を動かそうとしたりすると、鍵は曲がったり折れたりするおそれがあります。破損した鍵は、場合によっては作り直さなければ使えないという事態に陥ってしまうので、日ごろから丁寧に扱う癖をつけましょう。
・鍵のすべりが悪くなる
長年同じ鍵を使っていると、鍵穴に鍵をさしてもすべりが悪く、回りにくくなることがあります。鍵が汚れている場合は掃除したり、鍵穴専用の潤滑剤を使ったりしてすべりをよくしてみましょう。
・鍵穴にゴミやホコリがつまる
玄関などの鍵穴は、常に外気にさらされています。風でゴミやホコリが飛んで来て鍵穴に入り込んでしまうことがあるかもしれません。鍵穴がつまっている感覚がしたら、掃除機のヘッドを取り外した状態で鍵穴に近づけてホコリを吸い取ってみましょう。
以上4つが、鍵が開かなくなるおもな原因と対処法です。ご紹介した方法を試しても、鍵が開かなかったりすぐにまたトラブルが発生したりする場合は、対処法がうまくできていないかもしれません。
何度も失敗して鍵が壊れるということがないよう、早めに弊社にご相談ください。弊社では、全国の加盟店からトラブル解決に適した業者をご紹介します。数多くの加盟店があるので、相見積りをおこなうことも可能です。必要な場合はお電話にてお申し付けください。
鍵を紛失してしまったら交換がおすすめ
ここまでは、鍵の解錠についての情報をご紹介してきました。しかし、鍵が開かなくなってしまった原因が鍵の紛失だった場合は、スペアキーがあるからといって同じ鍵を使用することはおすすめできません。
紛失した鍵は誰かが拾っている可能性があります。そして、拾った人が鍵を売ったり複製を作ったりするなど悪用される危険性があるのです。トラブルが解決したあとも安全な生活を送るためには、早めに鍵の交換をおこないましょう。
鍵を交換する際は防犯性の高いものにするとよい
鍵の側面にギザギザの鍵山があるタイプは、構造が比較的単純でピッキングなどの被害にあいやすい鍵といわれています。そういった被害にあいたくないという方は、防犯性の高い鍵に交換しましょう。
鍵山がなく鍵の表面に複数のくぼみがあるディンプルキーや暗証番号を入力して解錠するようなタイプなどが、防犯性が高い鍵とされています。それぞれの鍵にメリット・デメリットがあるので、詳しいことは業者と相談して自分の生活にあった鍵を選びましょう。
鍵の交換にかかる費用相場
鍵の交換にかかる費用の相場は10,000~15,000円程度です。玄関の鍵や車の鍵など、解錠のときと同様に費用の差はありますが、防犯性能の高い鍵への交換は、総じて上記のような金額が必要と考えてよいでしょう。
鍵の交換も、安全・確実に作業を終えることを考えれば業者に依頼することがおすすめです。業者選びをひとりでおこなうのが不安な方は、弊社にご相談ください。鍵の解錠から交換まで、さまざまな鍵トラブルの解決に適した業者を手配いたします。
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