鍵交換費用の相場解説!安く抑えるポイントは鍵の種類と業者の選び方

鍵が壊れたりキーをなくしてしまったりしたときには、鍵を交換する必要があります。しかし、鍵を交換するには費用がかかってしまうので、交換をためらっている人もいるかもしれません。

そんな人のために、このコラムでは鍵交換の費用を抑えるポイントをご紹介します。鍵にもいろいろな種類があり、なかには安価な鍵もあります。鍵全体ではなく、鍵の要となるシリンダーという部品だけを交換するというのも、費用を抑える方法のひとつです。

また、鍵交換をする業者によっても費用は変わってきます。業者の費用相場やよい業者を選ぶためのポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。弊社では、多くの鍵業者のなかから最適な業者を無料でご紹介するサービスをおこなっています。もしも「業者を探すのが面倒だ」という場合には、ぜひ一度弊社にご相談ください。

こんなときには鍵交換をしよう

鍵の交換が必要になるのは、鍵に関するトラブルが発生したときと、防犯面で必要を感じるときです。鍵を交換したほうがよいときのおもなシチュエーションをみてみましょう。

入居時

こんなときには鍵交換をしよう

賃貸住宅を借りたときや中古の物件を購入したときには、鍵交換をしたほうがよいでしょう。賃貸住宅や中古物件には、以前は別の人が住んでいました。もしも以前の入居者が合鍵を作り、管理者やオーナーに返していなかった場合、その人に侵入されてしまうおそれがあるのです。入居時の鍵交換費用は、入居費用に含まれていることが多いです。

キーをなくした

キーをどこかで紛失してしまった場合、そのキーを拾った誰かに侵入されるかもしれない不安におびえながら生活をすることになります。キーをなくした際には、警察と管理者やオーナーに速やかに連絡をしましょう。キーがみつからないようであれば鍵交換をして、なくしたキーでは鍵を開けられないようにするのが最善の対策です。

不具合がある

キーが鍵穴のなかで折れてしまう、経年劣化によって鍵穴が回らなくなるという故障もあります。また、鍵穴が回りにくい、キーが刺しにくいといった不具合は、いずれ壊れてしまう兆候であるおそれがあります。鍵が開かなくなれば部屋に入れなくなってしまいますし、施錠ができなければ防犯面が非常に不安です。壊れそうな鍵は、早急に交換しましょう。

古い鍵を使っている

古いタイプの鍵は、不正に鍵を開けるピッキングなどの被害にあいやすい傾向があります。空き巣などの犯罪者は、新しい鍵に対抗して次々に新たな手口を生み出します。

古い鍵はそういった新たな手口への対策が不十分であるため、新しい鍵に比べて防犯性が低いのです。長年使っている鍵は、より防犯性の高い新しいタイプの鍵に交換したほうがよいかもしれません。

防犯面に不安がある

とくにトラブルや不具合がない場合でも、鍵を交換することにはメリットがあります。空き巣のさまざまな手口に対策した、強力な防犯性を備えた鍵はたくさんあります。そういった鍵に交換すれば、より大きな安心を手に入れることができるでしょう。

賃貸住宅の鍵交換費用は安くできる場合もある

マンションやアパートなどの賃貸住宅においても、鍵交換はおこなわれます。賃貸住宅を借りる際に、入居費用のなかに鍵交換費用という項目をみつけて、疑問に感じた人も多いかもしれません。賃貸住宅の鍵交換はなんの意味があるのか、その費用は負担しなければならないのかについて、解説していきます。

賃貸住宅は入居時に鍵交換が基本

賃貸住宅の鍵交換費用は安くできる場合もある

入居者の入れ替わりが激しい賃貸住宅では、鍵交換は防犯のために非常に重要です。入居者は退去時に、入居時に受け取ったキーをすべて管理者やオーナーに返却しなければなりません。

しかし、入居者が自分で作った合鍵に関しては、管理者やオーナーも把握していない場合があります。もしも以前の入居者が合鍵をもっていた場合、不正に侵入されるおそれがあるのです。

そのようなことが起きないように、入居時には鍵交換をするのが一般的です。鍵を交換してしまえば、以前の入居者が合鍵をもっていたとしても、そのキーで部屋に入ることはできません。賃貸住宅の鍵交換は、入居者の安全を守るためにおこなわれるのです。

自己負担かどうかはオーナー次第

賃貸住宅の鍵交換費用を入居者と住宅のオーナーどちらが負担するのかについては、とくに決められているわけではありません。あくまでオーナーの提示した契約内容に入居者が合意すれば、その内容が有効になります。つまり、どちらが負担するのかは、それぞれのオーナーの方針次第ということです。

国土交通省が発表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、鍵交換の費用は貸主(オーナー)が負担するのが妥当としています。しかしこのガイドラインは法的に強制力があるわけではなく、入居者負担になることが多いのが現状です。契約時には、契約内容をよく確認しておきましょう。

交渉次第で費用は抑えられる場合もある

オーナーに鍵交換費用を負担する義務がないように、絶対に入居者が負担しなければならないというわけでもありません。賃貸住宅の契約は、あくまでも入居者とオーナーの合意のもとに交わされます。契約内容に納得がいかないのであれば、オーナーに交渉する余地はあるのです。

オーナーに負担してもらうとまではいかなくても、オーナーによる鍵交換自体を拒否するということはできるかもしれません。オーナーの許可を得た上で、自分で鍵業者を手配したり、交換作業を自分でおこなったりすれば、通常よりも費用を抑えることも可能でしょう。

自分で交換する場合の注意点

オーナーの手を借りずに自分で鍵交換をすれば、費用を抑えられる可能性があります。ただ、いくつか注意点もありますので、事前に確認しておきましょう。

・オーナーや管理者の許可が必要
鍵交換は、オーナーや管理者の許可なく勝手におこなってはいけません。鍵は物件の一部であり、借りているものでもあります。許可を得ずに鍵交換をすると、契約違反になることがあるのです。

・原状回復について確認
原状回復とは、退去時に入居する前と同じ状態に戻して返却することです。鍵交換については、オーナーや管理者の方針によって「退去時には元の鍵に戻す」、「退去時には交換した鍵を引き渡す」など、対応は異なるでしょう。古い鍵を保管しておかないといけない場合もありますので、事前に確認しておく必要があります。

・オートロックの鍵交換は注意が必要
オートロックを導入している物件では、防犯のためにエントランス部分にも鍵がついていることがあります。こういった物件では、エントランスと部屋を同じキーで開けられることが多いでしょう。

このような物件で自分の部屋だけを別の鍵に交換した場合、エントランスを開けるキーと部屋を開けるキーの、2本のキーをもたなければいけなくなります。複数のキーをもつことがわずらわしいと感じるのであれば、オーナーをとおして、もともとの鍵のメーカーに依頼するのがよいでしょう。

錠交換とシリンダー交換で費用は変わる!鍵交換費用の相場と内訳

鍵交換の費用は、鍵のどの部分を交換するのかによって変わります。鍵全体を交換するよりも、一部の部品だけを交換するほうが費用は安く済むのです。鍵の構造と鍵交換の種類を知ることで、費用を必要最小限にとどめることもできるでしょう。鍵交換を業者に頼む場合の費用相場についても解説します。

鍵交換の種類

鍵交換には、錠交換とシリンダー交換があります。錠とは、ドアが開かないようにロックするボルトやドアノブなど、ドアについている施錠するための設備一式のことです。業界内では錠前とも呼ばれます。

シリンダーとは、この錠についている鍵穴部分にあたる部品です。ちなみに正確には鍵というと、錠を開け閉めするために鍵穴に挿し込むキーのことをいいます。

錠を交換すればシリンダーやキーも交換することになりますので、錠交換は錠前全体の交換といえます。防犯性や利便性の高い種類の鍵に変えたいという場合には、錠交換をするのがよいでしょう。

対して、錠のなかの鍵穴とキーだけを交換するのがシリンダー交換です。シリンダーを変えると錠前の種類はそのままで、以前のキーでは鍵を開けられなくすることができます。キーを紛失した際の対策や入居時の鍵交換では、シリンダーのみの交換で防犯には十分に効果を発揮するでしょう。

シリンダー交換のほうが交換する部品が少ないので、その分費用が安くなります。しっかりと防犯対策をしたいけれど、費用はできるだけ抑えたいという場合には、シリンダー交換がおすすめです。

鍵交換業者の費用相場

鍵交換を業者に頼んだときの費用は、シリンダー交換と錠交換のどちらか、どのような種類のシリンダーや錠に交換するのかによって変わります。鍵業者の費用の内訳は、「作業費+部品代+出張費などその他の費用」です。シリンダー交換と錠交換では使う部品の数が違いますし、種類によっても価格に差があるのです。以下の表は、鍵交換費用の相場です。

鍵交換を業者に頼む場合の費用相場
シリンダー交換 一般的なシリンダー 10,000円~15,000円程度
ディンプルシリンダー 15,000円~30,000円程度
錠交換 一般的な錠 10,000円~40,000円程度
電子錠など特殊な錠 50,000円~120,000円程度

シリンダー交換の費用は、広く普及して量産されているディスクシリンダーなどの一般的なものと、とくに防犯性が高いディンプルシリンダーとで大きく変わります。シリンダーの種類と価格については、この後の「防犯性ならディンプルキーがおすすめ!シリンダーの種類と価格相場」でくわしくご紹介します。

錠にも、キーを挿し込んで施錠、解錠する一般的なものと、カード式や暗証番号式などの特殊なものがあります。特殊な錠は製品自体が高価なものが多く、それだけ交換の費用も高くなるのです。錠の種類と価格については、この後の「キーレスなら紛失の心配なし!錠の種類と価格相場」でご紹介します。

防犯性ならディンプルキーがおすすめ!シリンダーの種類と価格相場

鍵穴部分の部品であるシリンダーには、いくつかの種類があります。種類によって性能や価格に差がありますので、それぞれ特徴をみてみましょう。シリンダーは、ホームセンターなどで購入できます。シリンダーのみを購入する場合の価格相場は、以下のとおりです。

シリンダーの種類と価格相場
ディンプルシリンダー 8,000円~20,000円程度
ディスクシリンダー 2,000円~7,000円程度
ピンシリンダー
ロータリーディスクシリンダー

ディンプルシリンダー

キーの表面に無数のくぼみがつけられているのが、ディンプルキーの特徴です。このくぼみと、シリンダー内部に並んでいるピンが合致しなければ鍵を開けられない仕組みです。複雑な構造のシリンダーであるため、針金のような工具を鍵穴に挿し込んで不正に鍵を開けるピッキングがしにくくなっているのです。

また、くぼみの大きさや深さ、位置などがわずかにずれているだけでも鍵を開けられないので、複製を作ることはなかなかできません。不正に合鍵を作られて侵入されるといった心配も少ない、非常に防犯性の高いシリンダーです。

ただし、構造が複雑であるために製造にコストがかかり、その分高価であることが多くなっています。費用をかけてもしっかりと防犯をしたいという場合に、おすすめのシリンダーです。

ディスクシリンダー

キーの両側面にギザギザがついているのが特徴です。シリンダー内にディスクが並んでいて、ディスクとキーのギザギザが噛みあうことで鍵を開けます。構造が単純でピッキングされやすいため、現在は製造されていません。しかし一時期広く普及したため、今でもよく使われています。このシリンダーは、早めに別のシリンダーに交換したほうがよいでしょう。

ディスクシリンダー

ピンシリンダー

シリンダー内にいくつものピンが並んでいるシリンダーで、片側にだけギザギザがついたキーが特徴です。ディンプルキーと同じく、ピンとキーの形が合わないと開けられない仕組みになっています。ただ、ディンプルキーが上下左右に何列ものピンが並んでいるのに対し、ピンシリンダーは1列のみです。そのため比較的ピッキングされやすいシリンダーです。

ロータリーディスクシリンダー

ディスクシリンダーに改良を加えたシリンダーです。ピッキングに対策がされているので、ディスクシリンダーやピンシリンダーに比べて防犯性は高くなっています。一方で価格はディンプルシリンダーに比べて安価であるため、費用を抑えることを優先したい場合にはおすすめです。

キーレスなら紛失の心配なし!錠の種類と価格相場

錠を交換する場合、ドアノブなども一緒に変えることになります。錠にも多くの種類があり、防犯性を高めるだけでなく、より使いやすいドアにすることもできるのです。おもに玄関のドアに使われる錠の種類ごとの価格相場と、それぞれの特徴をみてみましょう。

錠の種類と価格相場
プッシュプル錠 15,000円~8,000円程度
箱錠 10,000円~20,000円程度
面付箱錠 5,000円~20,000円程度
インテグラル錠 4,000円~18,000円程度
円筒錠 2,000円~15,000円程度
引戸錠 25,00円~25,000円程度
引違戸錠 4,000円~40,000円程度
電子錠 20,000円~50,000円程度

プッシュプル錠

取っ手部分についているバーを、押したり引いたりするだけでドアを開閉できる錠です。ノブをひねる必要がないので、軽い力で開けやすく、使い勝手のよい錠です。バーの上下にふたつの鍵穴があるワンドアツーロックのものは開けるのに手間がかかるため、防犯性に優れています。

箱錠

錠本体が四角の箱型をしており、ケースロックとも呼ばれます。鍵穴とノブがわかれていて、ノブを破壊してドアを開ける手口への対策に有効です。強度も高いため、多くの住宅で採用されており、見る機会がとくに多い錠といえるでしょう。

面付箱錠

箱錠がドアのなかに埋め込まれているのに対して、ドアの室内側の表面に貼りつけた錠が面付箱錠です。施錠時に壁に挿し込まれてロックする部品を、デッドボルトといいます。

そのデッドボルトがドアの内側にあることで、ドアと壁の隙間から見えなくなっています。そのため、隙間にバールなどを挿し込んでデッドボルトを破壊する手口に強いのが特徴です。

インテグラル錠

鍵穴がノブの中心にあり、箱錠に比べてコンパクトな錠です。デッドボルトがついているのでこじ開けには強くなっていますが、ノブのなかにシリンダーが納まっている構造上、ノブ自体を破壊されれば容易に開けられてしまいます。かつて広く普及した錠ですが、現在の空き巣などの手口に対抗しきれないため、交換したほうがよいでしょう。

円筒錠

見た目はインテグラル錠と似ていますが、デッドボルトがなく、ドアが勝手に開かないように固定するラッチボルトだけがついています。施錠時にはこのラッチボルトを動かないようにすることで、開けられなくする仕組みです。デッドボルトがないため防犯性が低いので、もし玄関のドアにこの錠が使われているなら、早めに交換したほうがよいでしょう。

引戸錠/引違戸錠

引戸の錠は、開き戸の錠と仕組みが違います。デッドボルトがカギ状になっていて、ドアと壁を固定するのが引戸錠、2枚のドアの真ん中にあって、ドアとドアを開かないように固定するのが引違戸錠です。

電子錠

磁気やICチップを埋め込んだカードをキーとして使うカードキーや、リモコンを使って開け閉めするリモコンキーなどは、電子錠と呼ばれます。電子錠には鍵穴がないので、ピッキングされることはありません。メーカーでなければキーの複製を作ることもほぼ不可能ですので、非常に防犯性が高い錠です。

暗証番号を入力して解錠する暗証番号錠、手の指紋などを読み取って解錠する生体認証錠などは、キーを持ち歩く必要がないのでなくしてしまう心配もありません。ほかの錠に比べると高価ですが、防犯性や利便性を高めるなら電子錠がおすすめです。

費用を節約!DIYで鍵交換する方法

鍵を自分で交換すれば、鍵交換の費用を節約することができます。シリンダー交換も錠交換も、自分でおこなうことは可能です。ただし、適合する新しいシリンダーや錠を確認する必要もありますので、その方法とともに、自分で鍵交換をする方法をご紹介します。

シリンダーの適合を確認する方法

シリンダーは錠の鍵穴部分に収める部品ですので、既存の錠と適合するものでなければ交換できません。シリンダーの適合を確認するには、ドアについている錠の側面をみてみましょう。

シリンダーの適合を確認する方法

錠をカバーしているプレートに、メーカー名と型番が刻まれているはずです。新しいシリンダーのパッケージには適合する製品が記されているはずですので、そのなかに現在の錠のメーカー名と型番があるかどうか確認します。適合するシリンダーが判断できない場合は、メーカーに問い合わせてみるとよいでしょう。

シリンダー交換の手順

シリンダーの交換方法は、錠の種類によって若干違います。それぞれ手順を解説していきます。

・箱錠のシリンダー交換
  1. 鍵を開けた状態で、ドア側面の、錠をカバーしているプレートの上下についているネジをドライバーで外します。
  2. プレートの下にはシリンダーをドアのなかで固定しているピンがありますので、ペンチなどを使って引き抜きます。このとき、シリンダーが錠のなかで落ちないように鍵穴部分を手でもちながらピンを抜きましょう。
  3. ピンを抜くと、シリンダーを抜き取ることができます。
  4. 新しいシリンダーを取りつけてピンを挿し、プレートをつけてネジで固定します。
  5. 鍵穴にキーを挿し込んで、正常に動作するかを確認しましょう。
・面付箱錠のシリンダー交換
  1. 鍵を開けた状態で、室内側のノブのつけ根についているネジをドライバーで外します。
  2. 室内側のノブを外すと、外側のノブも外すことができます。
  3. 錠本体をドアに固定しているネジをドライバーで外し、錠本体を取り外しましょう。
  4. シリンダーは錠本体の裏側にネジで止めつけられています。このネジを外し、シリンダーを取り外します。
  5. 新しいシリンダーを錠本体に取りつけてネジで固定し、鍵を開け閉めするつまみを回してみて正常に動作するか確認しましょう。
  6. 本体をドアにネジで固定し、外側のノブを挿し込み、室内側のノブをネジで固定します。
・プッシュプル錠のシリンダー交換
  1. 鍵を開けた状態で、鍵を開け閉めするつまみの左右にあるネジをドライバーで外し、取っ手部分をドアから取り外しましょう。
  2. 室内側の取っ手を外すと、外側の取っ手も外すことができます。
  3. 室内側の取っ手の裏側にカバーがついていますので、ネジを外してカバーを取り外します。
  4. カバーを外すとシリンダーがありますので、取り外しましょう
  5. 新しいシリンダーを取りつけ、カバーをネジで取りつけます。
  6. 外側の取っ手をドアにつけ、室内側の取っ手と固定します。
  7. キーを挿して、正常に開け閉めできるか確認しましょう。

錠の適合を確認する方法

錠全体を交換する場合も、ドアとの適合を確認する必要があります。錠の適合を確認するには既存の錠のメーカーや型番に加え、サイズを測っておきましょう。

錠の適合を確認する方法

錠のサイズは、錠をカバーしているプレートの縦と横の幅、プレートを固定しているネジとネジの間の長さ、シリンダーの中心からドアの端までの長さを測ってください。これらのサイズが同じ錠であれば、交換することができます。

ただし、インテグラル錠などのノブと鍵穴が一体になっているものと、箱錠などのノブと鍵穴がわかれている錠やプッシュプル錠では、ドアに開いている穴の数が違います。これらの違う種類の錠に交換したい場合にはドアの工事などが必要になりますので、業者に任せるのがよいでしょう。

錠の交換方法

錠の交換も、種類によって手順が異なります。ここでは基本的な手順を簡単に解説します。実際に交換する際には、新しい錠の取扱説明書などをよく確認して作業をしましょう。

  1. 室内側のノブを、取り外します。ドライバーなどでネジを外すものや、ノブ自体を回転させて外すものがあります。
  2. 外側のノブを外しましょう。鍵穴とノブが一体になっている錠の場合、ノブと同時にシリンダーも外すことができます。
  3. ドア側面のプレートを外します。箱錠の場合、ここでシリンダーも外しましょう。
  4. 錠本体をドアから引き抜きます。面付箱錠の場合、本体を固定しているネジを外してドアから取り外します。
  5. 新しい錠をドアに挿し込みましょう。面付箱錠の場合、ドアの表面にネジで錠を固定します。
  6. 箱錠の場合、新しいシリンダーを取りつけます。
  7. 外側と室内側のノブを取りつけましょう。
  8. キーを挿してみて、動作確認をおこないます。

不安なら業者に任せよう!費用を抑えるには業者選びがポイント

自分で鍵交換をすることができれば、費用を抑えられます。しかし、交換の作業が難しそうだと感じている人もいるでしょう。自分で鍵交換をする場合は、購入した部品が適合しなかったり、作業中に誤って部品やドアなどを壊してしまったりといったリスクがともないます。少しでも不安があるのであれば、鍵交換は業者に任せるのが安心です。

しかしやはり費用が気になるという場合は、より費用の安い業者を選ぶことがポイントです。業者に鍵交換をしてもらうメリットと、業者を選ぶ際のポイントを解説します。

業者に依頼するメリット

鍵交換は弊社にお任せください

自分で交換をするのと比べて、業者に鍵交換をしてもらうことにはいろいろなメリットがあります。くわしくみていきましょう。

・適切な部品が判断できる
さまざまな鍵の種類にくわしい鍵業者は、既存の錠を見て適合する新しいシリンダーや錠を適切に判断できるでしょう。せっかく購入した部品が使えなくて無駄になったり、部品をあちこち探しまわる手間をかけたりといったことがなくなります。

・失敗リスクが少ない
作業になれている鍵業者は、失敗することは少ないでしょう。万が一失敗して部品を壊したり、ドアや壁を傷つけてしまったりしたとしても、業者の責任でしかるべき賠償を求めることができるはずです。自分で交換する場合にはすべて自己責任ですので、業者に頼めば失敗リスクは大幅に少なくなります。

・早く交換できる
なれない人が鍵交換の作業をするには、時間がかかってしまうことが多いでしょう。部品を探す時間も含めれば、数日もかかってしまうおそれがあります。空き巣などの危険は常にありますので、交換はできる限り早くしたいものです。業者であればたくさんの部品を在庫としてもっていますので、依頼をすれば数時間で交換してもらうことができます。

鍵業者を選ぶ際のポイント

鍵交換の料金設定は、業者によって違います。そのためたくさんの業者のなかから料金の安い業者を選ぶことで、費用を抑えることが可能です。業者を選ぶときにチェックしておきたいポイントをご紹介します。

・明瞭な料金設定
鍵業者の料金は、作業内容ごとに設定されていることが多いです。業者のサイトなどに、作業ごとの料金が具体的に明記されているかをチェックしましょう。料金設定が明確な業者は、後から追加費用がかかるといったことも少なくなります。

・詳細な見積り
費用は現場の状況などによっても変わります。そのため、依頼を確定する前に見積りを作成してもらって実際の費用を確認しましょう。見積りに費用の内訳が明記されているかも重要です。出張費や休日料金など、作業費以外の費用についても詳細に書かれていて、内容を説明してくれる業者は信頼できます。

・見積り料やキャンセル料の有無
業者のなかには、見積りを作成するだけで見積り料がかかったり、見積り後に依頼をしないとキャンセル料がかかったりといった業者もあります。こういった費用が発生するかどうかを、見積りを依頼する前に確認しておきましょう。見積りで提示された料金に納得がいかなければ断ることができる業者であれば、安心して相談することができます。

・保証やアフターフォローの有無
もしも交換した鍵がすぐに壊れてしまった場合、再び費用をかけて修理や交換をすることになってしまいます。そういった万が一の事態に備え、一定期間内であれば故障しても無料で再施工してもらえる保証を用意している業者もあります。

また、定期的に鍵の状態を点検しにきて、些細な不具合であれば無料で調整してくれるといったサービスがある業者もあるのです。このような業者を選べば、万が一の事態が起きても無駄な出費を抑えることができるでしょう。

・相見積りを取る
業者の料金やサービスは業者のサイトなどである程度はわかります。しかし、業者に現場の状態を見てもらわないと詳細な料金はわかりません。また、スタッフの対応などもサイトだけからイメージするのは難しいでしょう。

業者を選ぶ際には、少なくとも3社程度から見積りを取るのがおすすめです。それぞれの見積りを比較することで実際の料金やサービスの違いがよくわかりますし、スタッフの対応も確認することができます。

鍵交換は弊社にお任せください!

業者選びは、鍵交換の費用を抑えるための要です。費用が安くてサービスのよい業者をじっくりと探したいところですが、それほど余裕がないことも多いでしょう。鍵にトラブルを抱えた状態で日々を過ごすのはとても危険ですので、いっこくも早く解決しなければなりません。

「早く鍵交換をしたいけど、業者を探している時間がない」、「でも費用は抑えたい」という人は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社では、鍵業者を無料でご紹介するサービスをおこなっています。ご要望に対応できる最適な業者を厳選してご紹介しますので、業者探しの手間を大幅に省くことができるのです。

ご相談後、お近くの鍵業者のスタッフがすぐに現場へ駆けつけ、見積りをご提示します。見積り料やキャンセル料は発生しませんので、相見積りを取る業者のひとつとして気軽にご相談いただくことも可能です。24時間、365日対応していますので、鍵に関するトラブルでお悩みの際には、ぜひご電話ください。

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