鍵を作る時間はどれくらい?種類によってちがう時間と費用・注意点
鍵を紛失したり、鍵が傷んだりしたときに必要になるのが合鍵の作成です。合鍵を作ること自体は業者に依頼すればできますが、鍵を作る時間や費用は、鍵の種類によって異なります。
「なるべく早く作りたい」「作ってほしい期限がある」など、鍵を作る時間を気にしている方は、鍵の種類ごとの所要時間を覚えておきましょう。
また、合鍵の作成には注意しなければならない点がいくつかあります。どのようなことに注意して合鍵の作成を依頼すればよいのか解説しますので、参考にしてください。
目次
合鍵を作るのにかかる時間と費用相場
合鍵を作成する際に気になるのが、所要時間と費用相場です。先述のとおり、鍵は種類によって作成に必要な時間や費用が異なります。ここでは代表的な3つの種類について解説しますので、必要な鍵がどの種類か確認しながらご覧ください。
【1】ディスクシリンダー錠
鍵の両側に鍵山と呼ばれる形の異なるギザギザがある鍵です。ひと昔前に広く普及し、住宅の鍵として使われていることも多い種類ですが、防犯性はあまり高くありません。
費用は約300~1,000円と安価で、3~5分ほどで合鍵の作成ができます。また、追加料金が必要になりますが、鍵が折れている状態でも合鍵を作ることは可能です。
【2】ピンタンブラー錠
鍵山が鍵の片側にのみある鍵です。住宅の鍵のみならず、ロッカーなどの鍵にもよく使われています。基本的な構造はそこまで複雑なものではありませんが、ディスクシリンダー錠よりは防犯性の高い種類です。
費用は約300~1,000円とディスクシリンダー錠と同じく安価で、5~10分ほどで作成できます。ピンタンブラー錠も、鍵が折れていても合鍵の作成が可能です。
ただし、ピンタンブラーのなかには防犯性の高い特殊な鍵があります。その場合は、費用が数千円高くなり作成時間も長くなるので、翌日まで鍵が受け取れないというケースもあるでしょう。
【3】ディンプルシリンダー錠
ディンプルシリンダー錠には鍵山がなく、その代わりに点や線のくぼみがあります。住宅の鍵としてよく使われていて、構造が複雑な防犯性の高い種類です。
費用は約1,500~5,000円で、作成時間は20分程度で作れるものから2週間以上かかるものまであります。種類が多く、防犯性の高さによって作成費用や時間が大きく異なるので、予算や時間に少し余裕をもって合鍵の作成を依頼するとよいでしょう。
少しでも早く作成したい場合…
鍵を作る時間の違いはおわかりいただけたと思いますが、急いで作ってほしいという方もいるでしょう。鍵の作成依頼が早くできれば、その分早く鍵を作ることができます。
弊社のサービスを利用して、鍵を作る業者をできるだけ早く見つけましょう。弊社の無料相談窓口は、24時間対応を受け付けています。仕事などで忙しい方でも、時間を気にすることなく相談できるので、お気軽にご利用ください。
合鍵を作るときの注意ポイント
合鍵があれば、複数の人が時間を気にすることなく家に出入りできます。生活時間の異なる家族などにはとても便利なものでしょう。
しかし、いくつも作ればよいというものでもありませんし、賃貸物件にお住いの方は、自分の意志だけで作成してはいけません。合鍵の作成は、以下の4つの点に注意して検討しましょう。
【注意1】賃貸の場合は大家さんの許可が必要
賃貸物件の場合は、鍵の所有者は大家さんで、住人はそれを借りている状態です。そのため、住人の意志だけで勝手に合鍵を作ることは禁止されています。事前に大家さんに確認し、許可を得て合鍵を作りましょう。
【注意2】合鍵は最小限の数にしよう
家族の全員がバラバラの時間帯に出入りするような家庭は、人数分の鍵が必要になると思いますが、基本的にはあまり多くの合鍵を作るのはおすすめしません。
複数の合鍵があるということは、それだけ鍵の盗難や紛失のリスクが上がるということです。ひとつでも合鍵がなくなれば、その鍵を悪用されて空き巣や強盗の被害にあう危険性があります。合鍵の数は必要最低限に抑え、徹底した管理を心がけましょう。
【注意3】マスターキーで合鍵を作成しよう
鍵にはマスターキーと合鍵があり、鍵のメーカー名や鍵番号などは、マスターキーにのみ刻印されています。
本来合鍵はマスターキーを元に作られるのですが、ごくわずかにマスターキーとの違いがある鍵になるのです。鍵の開閉には問題ありませんが、まったく同じもの作ることはできません。
そして、合鍵から合鍵を作ると、マスターキーとの違いはさらに大きくなります。そのため、別の鍵として認識され、鍵の開閉ができないおそれがあるのです。
上記のようなトラブルを防ぐために、合鍵から合鍵を作ることを請け負わない鍵業者もあります。合鍵の作成が必要な場合は、必ずマスターキーを使用しましょう。
【注意4】普段の持ち歩きはスペアキーがおすすめ
長期間同じ鍵を使用していると、鍵を挿し込むときの摩擦などで削れたり、どこかにぶつけて変形したりする可能性があります。その際に、使っているものがマスターキーだと、使えなくなったときに合鍵を作ることもできなくなるため、鍵の開閉ができなくなってしまうおそれがあるのです。
また、鍵を持ち歩いていると、落として紛失したり、盗難にあったりする危険性もあります。マスターキーを紛失すると、そこから合鍵をつくられたり、マスターキーそのものを悪用して空き巣などの被害にあったりするおそれもあるのでとても危険です。
普段持ち歩く鍵はスペアキーにして、マスターキーは他人に見つからないような場所で保管しておきましょう。
合鍵が必要ない鍵に交換するのも手!スマートロックという選択
ご紹介した注意点を見て、合鍵を作ることに対して、「注意することが多くて面倒」と思った方は、合鍵の必要ない鍵に交換するという方法もあります。
それがスマートロックです。スマートロックとは、開閉操作をスマートフォンでおこなうことができる鍵のことをさします。スマートフォンに専用のアプリを入れることで、自宅の鍵の開閉が可能になるのです。
普段持ち歩いているスマートフォンに鍵が内蔵されているようなものなので、小さな鍵を持ち歩く必要はありません。そして、もしもスマートフォンを忘れてしまっても、IDとパスワードを覚えていれば鍵の開閉ができるのも特徴のひとつです。
また、オートロック機能がついているものが多いので、開閉の操作を忘れても、鍵が開きっぱなしになることがありません。
しかし、鍵が新しくなったら、正しく扱えるかわからないという方もいるでしょう。そのときは、プロに相談するのがおすすめです。
鍵のプロなら、生活スタイルに合った使いやすい鍵を紹介してくれます。交換の必要がなければ、合鍵の作成をそのまま依頼することもできるので、手間もかからないのではないでしょうか。
業者選択は、弊社にお任せいただければ、お電話にて相談内容をお聞きして、ご希望に沿う業者をご紹介しますので、いくつもの業者を調べる必要もありません。少しでも鍵の作成や交換を考えている場合は、一度ご相談ください。
合鍵はどこで作れるの?
合鍵を作るのは業者だとご紹介していますが、実際にどのような業者があるのかわからないと、依頼先にも困ってしまいますよね。
そこで、ここでは合鍵を作るサービスをおこなっている業者を3つご紹介します。それぞれ特徴も解説しますので、自分が合鍵を作ってほしいと思うのがどの業者がよく検討してみましょう。
【1】ホームセンター
近くにホームセンターがある場合は、そこで作成が可能です。全国に店舗があるようなホームセンターであれば、基本的に鍵の作成を受け付けているでしょう。
お近くのホームセンターで対応可能かどうか不安な場合は、事前に電話などで確認をとってから依頼することをおすすめします。
【2】ネット販売
鍵をお店に持っていくのが面倒な方は、インターネットを使う方法もあります。インターネットで合鍵の作成を依頼する場合は、マスターキーに刻印されているメーカー名と鍵番号が必要です。
メールなどでメーカー名と鍵番号を業者に伝えて、合鍵を作成します。そして、作られる合鍵もメーカー名や鍵番号の入ったメーカー純正の鍵なので、鍵が合わないかもしれないという心配がありません。
ただし、作られた合鍵は郵送で送られてきます。安全面に配慮はされていますが、郵送は不安という方は、自分でお店に持ち込む方法で合鍵を作りましょう。
【3】鍵業者
鍵業者は鍵の修理や交換、合鍵の作成など鍵に関するさまざまな作業をおこなっています。鍵を持ち込んで作成してもらう点はホームセンターと同じですが、鍵の種類や構造など、より詳しい知識を持っているでしょう。
業者によっては複製の難しい鍵も受け付けている場合があるので、複雑な構造の鍵やそもそも難しい鍵かどうかもわからないという場合は、鍵業者への依頼がおすすめです。
合鍵を作るのに必要な持ち物
合鍵の作成は、鍵以外にも必要なものがある場合があります。鍵の構造が比較的単純なものは、鍵だけあれば対応してくれる場合もありますが、身分証の提示を求められることもあるので、念のため身分証を持参しましょう。
防犯性の高い鍵は、セキュリティーカードがついているものがあります。その場合は、身分証に加えてセキュリティーカードの持参が必要になるので、忘れずに用意しましょう。
また、車の鍵に使われる盗難防止装置のついたイモビライザーキーは、メーカーや車種によって合鍵の作成に必要なものが異なります。業者に事前に確認して、必要なものをそろえてから合鍵の作成依頼をしましょう。
鍵業者選びに迷ったら…
全国には数多くの鍵業者が存在します。そのなかのどの業者に依頼すればよいのかは、簡単な説明ではわかりませんし、深く調べれば膨大な時間がかかります。
その点を解消するのが弊社のサービスです。弊社の加盟店は、業者ごとの対応可能地域やどのような内容のサービスをおこなっているかなどをまとめて知ることができるので、必要な業者が探しやすくなっています。
また、複数の業者から見積りをとって、費用の比較検討をすることも可能です。あらゆる角度で業者を知ることができるので、納得のいく業者選択ができるのではないでしょうか。
見積り次第で作業をおこなうかどうか決めたいという方でも問題なく対応できますので、ぜひお問合せください。
鍵トラブルの関連記事
- 南京錠の構造はどうなってる?構造と緊急時の開け方を解説!
- 鍵を紛失したら交換するべき?最初にやること・交換費用をご紹介
- ダイヤル錠の開け方を徹底解説!ポストの鍵・南京錠・電子錠まで
- カギの紛失対策|紛失防止タグが便利!紛失を想定した準備も必要?
- 鍵の紛失、見つかる確率はどのくらい?鍵の探し方や警察への届け方
- 鍵のトラブル料金一覧|ケース別の正しい対処法と相場を知っておこう
- 3桁の鍵の開け方|ダイヤル式の鍵やスーツケースも3つの方法で解決
- 自転車の鍵が抜けない!無理やりは厳禁、安全に鍵を抜く方法と鍵交換
- 南京錠の鍵をなくしたときの対処法|業者やピッキングについても
- 南京錠の開け方|ピッキング?スパナで壊す?鍵紛失したときの対処法
各種クレジットカードがご利用いただけます
※手数料がかかる場合がございます。 ※一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。