玄関鍵交換はホームセンターの材料でできる!自分で鍵交換する方法
自宅の鍵交換を検討する際に「特別な工具や技術が必要で、鍵業者でないとおこなえない」と考える方もいるのではないでしょうか。しかし、鍵交換はホームセンターで販売されている材料でおこなうことができます。
このコラムでは、鍵交換をホームセンターで販売されている材料でおこなう方法についてご紹介していきます。また、鍵交換で失敗しやすい点や注意点などについても解説しているため、自分で鍵を交換したいという方は参考にしてみてください。
目次
自分で玄関鍵の交換をしても大丈夫?防犯性は?
ここでは、鍵交換を自分でおこなう際の不安点について補足していきます。自分で鍵交換をするかどうかお悩みの際は、参考にしてみてください。
法律上の問題はないか?
みなさんは「鍵前技師になるためには資格が必要」という話を聞いたことはあるでしょうか。この話のとおりだと「一般人が鍵を交換するのは、違法なのではないか」と考える方もいるかもしれません。結論からいってしまうと、鍵交換であれば法律違反にはならないため、心配する必要はないです。
しかし「鍵開錠をおこなうための特殊開錠用具(ピッキングツールなど)を所有すること」は法律違反になってしまうため注意が必要です。鍵開錠をおこなっている業者は、特定の資格を取得することによって特殊開錠用具の所有を認められています。これが、錠前技師になるために資格が必要な理由です。
防犯性に問題はないか?
自分で鍵交換をする場合に「市販の鍵は防犯性が低そうで不安」「鍵業者の鍵の方が安全そう」と考える方もいることでしょう。しかし、業者が取り扱う鍵とホームセンターなどで購入できる鍵には大差があるわけではなく防犯性もおおむね同じです。
そのため、自分で鍵交換をしても業者に依頼して鍵交換をしても防犯性はあまり変わらないといえます。しかし、防犯性を気にするのであれば「どの鍵なら防犯性が高いか」をしっかり把握しておく必要があります。
自分で鍵交換をおこなえば工賃がかからず鍵代や工具代だけで済む分、安く交換をおこなうことができます。鍵交換はホームセンターを活用して、自分でお得におこないましょう。
しかし、交換する鍵の用意や細かい作業をすべて自分でおこなう必要がある分、どうしても時間がかかりやすいです。そのため、なるべく早く鍵を交換したいという方は鍵業者に交換を依頼することをおすすめします。弊社にご相談いただければ、鍵のプロがすばやくあなたのお家の鍵を交換するのでご活用ください。
鍵交換をホームセンターの材料で!用意するものと手順
ここでは、実際に鍵交換をホームセンターの材料でおこなうために用意するものや、その手順についてご紹介していきます。鍵交換をおこなう際の参考にしてみてください。
【用意するもの】
- メジャーまたは定規
- 交換する鍵
- ドライバー
【鍵交換の手順】
- 鍵のサイズを図る
- サイズを元にホームセンターなどで、交換する鍵を用意する
- ドアを開き、側面にあるプレート(フロントプレート)のビスをドライバーで外す
- 鍵穴がついている部分(シリンダー)のビスを取り外す
- 内鍵のつまみ部分(サムターン)のビスを外す
- ビスをすべて取り外し終えたら、シリンダーまたは錠前を引き抜く
- 用意した鍵につけかえる
- ドライバーでビスを締め直す
- 鍵がしっかり開け閉めできるか確認する
※鍵の種類によって手順が変わるケースがあるため、必ず付属の説明書などを確認しましょう。
鍵のサイズの測り方について
鍵のサイズを図るといっても、どのように図ればよいのかわからないという方もいるかもしれません。鍵のサイズを図る方法は大きく分けて二種類あります。
【メジャーや定規などで図る方法】
実際にメジャーや定規を使い、鍵のサイズを図っていく方法です。鍵交換をするために図る必要があるサイズは次の3点です。
- フロントプレートの横幅
- フロントプレートの上下についているビスの間隔
- シリンダーの中心点からフロントプレートまでの距離
【鍵の種類からサイズを割り出す方法】
鍵は基本的に、フロントプレート(扉側面のプレート部分)にメーカーや型番などが記載されています。この情報を元に、メーカーの公式サイトなどから鍵のサイズを割り出す方法です。この方法であれば、実際に図るよりも正確に鍵のサイズを知ることができます。
鍵交換をするためには、鍵のサイズ正確に把握しなければなりません。鍵のサイズを正確に図る自信がなかったり、鍵の製品情報がわからなかったりする場合は無理に交換しようとせずに業者に依頼することをおすすめします。
ホームセンターで材料を購入したが、自分でうまくできなかったという場合は一度弊社にご相談ください。もしかしたら、プロの力で問題を解決できるかもしれません。
鍵交換によくある失敗とは?賃貸物件の場合も要注意
鍵交換はホームセンターにある材料でおこなうことが可能です。しかし、いくつかの注意点があります。ここでは、鍵交換の失敗例や注意点などについてご紹介するため、自分で鍵を交換する際の参考してみてください。
・寸法間違えで交換できない
メジャーや定規などでサイズを図った場合に多い失敗例です。寸法が間違っていると、シリンダーや錠前を取り付けられなかったり、取り付けられたとしても鍵がうまく回らなくなったりしてしまいます。そのため、鍵のサイズを図る際はなるべく今の鍵の製品情報からサイズを割り出すことをおすすめします。
・ビスを紛失
シリンダーや錠前に使用されているビスはサイズがあまり大きくなく、ふとした拍子になくしてしまうおそれがあります。「ビスの一本ぐらいなくなっても問題ない」というわけにもいかなく、ビスがないことによって鍵がうまく開け閉めできなくなってしまうおそれがあります。
・取り付け不備で鍵が開かなくなる
鍵交換の際に部品の取り付け位置がずれていたり、ビス閉めがあまかったりするとかけた鍵が開かなくなって締め出されてしまうケースがあります。万が一、交換した鍵が開かなくなった場合は鍵業者に依頼して開錠してもらいましょう。
・賃貸物件の鍵を勝手に交換してしまった
契約内容にもよりますが、基本的に賃貸物件の鍵を許可なく交換してしまうのは契約違反になってしまいます。場合によっては、最悪違約金を請求されるおそれもあるため鍵交換をする際は必ず管理会社や大家に確認を取ってください。
自分で鍵交換をするとコストを抑えられる反面、失敗すると鍵が使えなくなってしまうリスクがあります。そのため、確実に鍵交換を成功させたいという方は業者に依頼するようにしましょう。
弊社では、鍵交換のプロをご紹介しています。すばやく確実な鍵交換をおこないたいという場合は、無料の相談窓口にお電話ください。相談窓口は24時間365日ご利用できます。
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